表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僧侶さんの異世界珍道中記  作者: うっかり
1/11

少々困りましたね

「これは少々まずい状況ですね」


深く生い茂る森の中、草木の合間から射し込む光がまるで光のカーテンのような幻想的な場所に、白い色の生地をベースにふちには水色の草模様(グラスパターン)が描かれているローブに身を包んだ、白い髪の青年がひとり、ぽつんと呟いた。


──と言うのも、これは単純に、“彼”は“迷った”のだ。


「事前にアイテム欄を確認していたつもりだったのですが、うっかり“帰還石”を使い切ってしまっていたことに気が付きませんでしたね……」


ハッキリ言ってしまえば、自己の不注意である。


「うーん、ここで悩んでいてもどうにもならないですし、とりあえず歩いてみましょうか」


そんなうっかりで、マイペースな“彼”────恐らく聖職者であろう青年は、再び歩み始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ