逃げの世莉奈
「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ..................................」
つ、疲れた〜.........
魔力感知も反応無し......
どうやら、アイツらを撒けたみたい.........
良かった.........
それより...............
「シエラちゃん!!大丈夫?」
「シエラちゃんっ!!」
「にゃ.........あれ?セリナお姉ちゃん?」
「なんでここに.........」
「良かった........無事だったんだねシエラちゃん......」
良かった.........本当に良かった............
「セリナお姉ちゃん.........師匠は...........」
「ん?師匠?あぁ、あの下半身がない大師匠のこと?」
「え?師匠!!そんな下半身が.........」
「わ、私が.............私のせいで................」
「いやいや、シエラちゃん.........」
「ソイツ生きてるよ.........」
「え?」
「なんじゃバレておったのか」
「まぁね、なんか魔力と魔術使って延命してたし......」
「それに、仮にも師匠の師匠なんだからそう簡単に死にはしないだろうな〜、って思ったんだよ」
「まぁ、その通りじゃよ。しかし、奴らにバレぬよう魔力を隠蔽していたんだがな。それに、本当はお主が来なければ妾が自爆して奴らを倒すつもりだったんじゃがの」
「そんな、ダメですよ!!師匠!!」
「いや、まぁ、大師匠は自爆しても死なないでしょ?クローンなんだから」
そう、なんかおかしいと思ったんだよね〜
「カカカッ!!まさか、そこまで見抜いていたか!!」
「うん、だって師匠が恩師は北方大陸にいるとか言ってたし。それに、今だから分かるけど、もの凄く細〜い魔力の糸?が大師匠の身体から出てるし。その魔力の糸が北の方に向いてるし.........」
「まぁ、半分くらい正解じゃな。しかし、この魔力の糸がわかるのか!!」
「まぁ、しっかり意識して感知しないとわかんないですけど......」
「いや、それでも十分じゃよ!!本当にお主達には驚かせられるのぉ!!」
「『獣化』のスキルを持つ獣族の子と、妾の魔力糸を見抜く子か.........」
「カカカッ!!面白い!!」
「あっ!!そう言えば師匠!!私の目の前でゴーレムに握り潰されたセリナお姉ちゃんはなんだったの?」
「うむ、あれは妾のちょっとした遊びじゃよ」
「いや、あぁやれば少しは弟子が本気出すかな〜と思ったんじゃが.........予想以上じゃったよ!!」
「カカカカカカカカカッッ!!!!」
「そうだったんだ.........」
「ん?え?私、ゴーレムに握り潰されたの?」
いつの間に?というか、握り潰されたって大丈夫なの私.........
「あぁ、あれはセリナの形をした人形じゃから問題ないぞ?」
「それより、妾のこの身体はそろそろ活動を停止する」
「え?それは大丈夫なんですか師匠?」
「まぁ、別に本体にダメージが入るわけじゃないから な。問題はない」
「じゃが、ここではお別れじゃ」
「まぁといっても、会いたいならクローンがそこら辺に............いや、世界中にいるからのぉ〜」
「いつでも、呼べば駆けつけるてはやれるがの〜」
「それに、本体に会いたいなら北方大陸に来れば会えるしの」
「じゃから、一旦ここではお別れということじゃ!!」
「セリナ、シエラ。お主達はリリアと言う子を助けるんじゃろ?頑張るんじゃぞ」
「妾も北方大陸から応援してやるぞ!!」
「それに、もし助けが必要であれば連絡でもして来い」
「うん、わかった。ありがとう大師匠」
「でも、リリアちゃんは私が助けるんだ。だから、助けは要らないよ」
「まぁ、リリアちゃんを助けてお家に帰したら、シエラちゃんと一緒に北方大陸に会いに行くよ」
「カカカッ!!そうかそうか、それは楽しみじゃ!!」
「し、師匠......」
「今まで、ありがとうございました!」
「病気にならないように身体に気をつけてね!!」
「カカカッ!!!大丈夫じゃよ!!」
「さて、時間じゃ......」
「お主達は妾の大切な弟子じゃ......」
「じゃから、死ぬなよ」
「うん、もちろん!!全部終わったら必ず会いに行くから!!」
「絶対!!約束だからね!!」
「あぁ、約束じゃぞ...............」
そう言って、大師匠は活動を停止した




