幻影
出られない.........
私は今、この街から出るため、門のすぐ近くにいます
本当ならすぐに門を抜けて外に出たいのですが、多分それは無理です
ナニかいます......
なんでしょう......禍々(まがまが)しいナニかが........
それも2つ.........
あそこの、修道服の女と筋骨隆々の女から禍々しい気配がします
「お、やっと来たか!!」
「何者だっ!お前ら!!」
「まぁまぁ、そうカッカすんなよ!!」
「そうだな!まずは自己紹介からだ!!」
「私はバン=サラ・フォーセイントだ!!」
「そして、こっちは姉のネムロス・フォーセイントだ!!」
「まぁ、楽しんでいこうぜ!!なぁ、英雄様ぁ!!」
「この街から出たければ貴方達はバンと戦ってもらいます」
「その戦いでバンに勝てば貴方達をこの街から出してあげましょう」
「ちなみに、この街から出るにはココを通るしかありません」
「他に質問はありますか?」
修道服の女、ネムロス・フォーセイントはそう言った
戦う?なんで?
なんで、私達が筋骨隆々の女と戦わないといけないんだろう?
「あ、あのぉ〜......なんで貴方達と戦わないといけないんですか?」
「ん?あぁ、ただの暇つぶしだ!!アム姉を待つ間のな!!」
「ちょうど、近くにお前達がいたから遊ぼうと思ってな!!」
「ちなみに、この戦いは、なんでもありの殺し合いOKだからな!!」
「ほう、では妾も混ぜてはくれんかの?」
――っ!!
なんだ?この気配は......
「なんだぁ?子供か?」
「カカカッ!!子供とは、また随分なめられたものだな!」
「で、妾は混ぜてはくれんのか?」
「あぁ?まぁ、いいだろ!!」
「その代わり、私を楽しませろよ!!」
「了解した。お主達を楽しませればいいのだな」
「では、一週間時間をくれんかの?」
「は?」
「少し準備がしたくてな、いいだろう?」
「楽しさが倍になるぞ?」
「まぁ、いいだろっ!!私達も時間はあるし待ってやる!!その代わり私を楽しませろよ!!」
「期限は一週間だけだからな!!」
「いいの?バン?今すぐ楽しまなくて?」
「あぁ、別にいいぜ!!どうせ、アム姉は一週間以内には来ないだろうし!!」
「じゃあ、一週間後にココに来い!!来なければ私から行くからな!!」
「カカカッ!!あぁ、それで良いぞ。では、一週間後にまた来るわい」
「行くぞ、嬢さん達?」
「え?あ、はい?」
なんか、勝手にいろいろ決まってくんだけど.........
というか、この人だれ?
どうなってんのぉ??




