眠りのシエラ
真っ白な空間に私はいた
上も、下も、右も、左も、前も、後も
全部せーんぶ、真っ白な所で私は立ってた
『いいな』
その子は言った
私を羨ましそうに
『私も………………』
私はその子が言っていたことをずっと聞いていた
何分?何時間?何日?か経ったくらいにその子は言った
『魔術を教えてあげる』
『だから、助けてあげて』
うん、わかった!
約束する
必ず助ける
今度は私が.......................
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ムニャムニャ..............................」
「........................ん?.............................あれ?」
「私は?」
あれ?私はさっきまで.......................
そうだっ!!確か街に魔物が!!
あれ?でも私、宿のベッドで寝てる?
全部夢だったのかな?
でも、この臭い.......この音......
どこかで、戦ってる
外に出てみよう.......
「クンクン.........」
向こうの方で戦ってるみたい
う〜ん.........
臭いと音だけじゃよくわかんないや
屋根の上なら見えるかな?
「ヒョイッと!」
魔物同士が戦ってる?
あ!あそこにセリナお姉ちゃんがいるっ!!
魔物の上に乗って空飛んでるみたい
よく見たら、セリナお姉ちゃんが魔物に指示出してる............
あの、魔物達は味方なのかな?
じゃあ、奥にいる豚みたいな魔物が敵かな?
よしっ!!じゃあ、私もセリナお姉ちゃんのお手伝いしよう!!
取り敢えず、豚の魔物を倒す!!
あれ?セリナお姉ちゃんが焦り始めた?
向こう側がピンチなのか!!
じゃあ、私がそっちのお手伝いに行こう!!
せっかく、魔術の特訓したし魔術を使ってみよっと
「大地の血潮よ、怒りを吐き出し、全てを燃やし、熔かし、骨すらも残すなっ――《ヴォルカニック・バースト》!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………………………
あれ?揺れてるだけ?
ボゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッッ!!!!
よ、良かった〜
成功したー!!!
失敗したかと思っちゃったじゃん!!
それに、特訓したからこの前より強くなってる
あの子のおかげだね?
あの子?
誰だっけ?
まぁ、いっか!
「セリナお姉ちゃーーん!!」
「だいじょうぶーー?」
「シエラちゃんなんで来たの!!早く逃げないと危ないよっ!!」
……………?
何言ってるんだろう?セリナお姉ちゃん??
「助けに来たよーー!!」
「だけど、もう魔術使えないからシルヴィリオ貸してーー!!」
さっきの魔術で張り切りすぎて魔力がほぼ枯渇状態になっちゃった
「いや、だから危ないって!!」
何が危ないんだろう?
あぁ、剣を投げるのは危ないよね
だけど、私なら大丈夫だよ
「早く投げてーー!!じゃないとオークが来ちゃう!!」
「セリナお姉ちゃん早くーー!!シルヴィリオ投げてーー!!」
あっ!!来たっ!!
パシッ!!
「セリナお姉ちゃんありがとう!!」
「よし!!行くよ!!魔断剣 シルヴィリオ!!!」
スパッスパッ!!
よしっ!!間に合った!!
「ありがとうーー!!セリナお姉ちゃんーー!!」
ん?あ!近くにいた竜も加勢してくれるみたい!!
よしっ!!いっくぞーー!!
セリナお姉ちゃんを困らせるヤツは皆、私が倒してやる!!!




