スタンピードは突如として
桜雲町壊滅から30分前。
世莉奈が森でシエラを探している時。
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桜雲町、北西側の監視塔で...
「フワァ...」
「暇だな〜」
「あぁ、まるで嵐の前の静けさの様だな」
「だな〜」
「ったく、どうせ見張りなんてしても何もないんだからサボろうぜ」
「いやいや最近、魔物が街の近くまで来てるみたいだし警戒はしとかないと.....」
「魔物なんて来ねぇよ。どうせ、俺らがちゃんと仕事しないから上がデマでも流して危機感とやらを持たせようとしてるんだろ」
「ま、そんなもんだろうな〜」
「フワァ......」
「ん?おい、あれ!」
「どうした?」
「森から土煙が立ち上ってる?」
「なぁ、なんかやばそうだぞ!」
「おい、急いで隊長に報告しろ!!」
「魔物だ!魔物の大群だ!!」
「おいおいおいおいおい、何だぁこりゃ......」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!
「や、やばいぞっ!!この数はっ!!!」
「こりゃ、間違いない.......急いで避難しろっ!!」
「急げっ!!急いで武士団と冒険者ギルドに!!」
カァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァンカァン........
「魔物だー!!魔物の大群が攻めて来たぞっー!!」
「逃げろっー!!女子供は避難しろっー!!」
「駄目だっ!!間に合わない!!」
「逃げろっーー!!!」
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カァン................カァン.........................カァン...........カァン..............................
……………?
何の音だろう?
街の方から聞こえてくるけど...........
何かあったのかな?
なんだろう、さっきからイヤな予感が強くなってる気がする..........
一度、街に戻ってみるか......
もしかしたら、シエラちゃんもいるかもしれないし!!
うん!そうしよう!!
でないと、取り返しのつかないことになりそうな気がする.............




