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ランダムスキルの冒険者  作者: 蝶國堂
東方大陸編
45/208

冒険者パーティー





 「冒険者パーティー?」




 「はい、冒険者パーティーです」





 「う〜ん、冒険者パーティーか〜...........ん?」



 あ、どうもどうも。雨宮 世莉奈です。




 今、私は冒険者ギルドで受付のお姉さんとお話ししています。




 お話しの内容は冒険者パーティーについてです。






 なんで、冒険者パーティーの話をしているのかって?





 良いでしょう!説明してあげましょう!!




 あれは、今朝の事でした……………





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜








 「セリナお姉ちゃ〜ん!!朝だよ〜!!お〜き〜て〜!!」




 「ムニャ.......あと5分.........」






 「も〜!朝ごはん冷めちゃうよ!!」 


 



 ガバッ!!


 「それは大変だっ!!行くぞっ!!シエラちゃん!!」





 「まずは、おはようでしょ!セリナお姉ちゃん」





 「え?あぁ、おはよう!シエラちゃん」






 「うん!おはよう!それより、セリナお姉ちゃん、お願いがあるんだけど......」





 「ん?なんだいシエラちゃん?何でも言ってよね!」





 「うん....じゃあセリナお姉ちゃん.......私ね冒険者になりたいの!!」





 「へ?」





 「私ね!セリナお姉ちゃんが冒険者やってるのカッコいいな〜って思ってたんだ!!」


 「だから、私も冒険者になりたい!!」




 「え?え?えと?おう......」





 う〜んと?シエラちゃんは冒険者になりたいと?


 別に駄目では無いよね?というか、それ私に言うことなのかな?



 え〜と?シエラちゃんは冒険者になりたいと?


 別に駄目じゃないね。というか、それは親とかに言うことじゃ?


 あ!でも、今は私が親代わりか............




 でも、私的には別に冒険者になってもいいと思うんだよね〜


 冒険者になれば、他の国に入国する際の入国費用を安くしてくれるし、高ランクの冒険者なら貴族や王族とも繋がりが持てる(まぁ、私はそんなのいらないけど)。


 


 それに、シエラちゃん強いから冒険者になっても大丈夫だとは思うけど........




 それでもやっぱり冒険者は危険だし、なにが起こるか分からない..........だから本当はならないで欲しいけど...........



 でも、それでも私に止める権利は無い。



 なら私は...........




 「良いと思うよ!シエラちゃんが本気で冒険者になりたいと思うなら!」




 「うん!!私は本気で冒険者になりたい!!」


 「私は冒険者になって、セリナお姉ちゃんみたいに沢山の困ってる人達を助けたい!!」




 

 「そっか.............うん、良いと思うよ!」



 私は誰でも困ってる人は助けないけどね..........


 それに、私は..........




 「よし!そういう事なら朝ごはん食べたら冒険者ギルドに行こうか!」




 「やったー!!セリナお姉ちゃん早く早くー!!」



 


 「はいはい、ちょっと待って。着替えるから〜」





 「うん!!」









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







 はい!これが今朝の出来事です。





 因みに、朝ごはんはお米と味噌汁、あと鮭みたいな魚が出ました。久々の和食は美味しかったです。



 もの凄く.........





 そして、冒険者ギルドに到着したシエラちゃんは冒険者登録しました。



 で、その間に私は受付のお姉さんとお話ししていたんですよ。




 その時に私とシエラちゃんは冒険者パーティーを組むんですか〜って聞かれたんですよ




 私はどっちでも良いんですけどね〜



 冒険者パーティーとは弱い冒険者達の群れです。




 一人一人は弱いけど群れたら強くなれるアレですよ。





 まぁ、でも私は近接戦闘が苦手なのでそれを補う為に冒険者パーティーを組んでもいいとは思うんですけど.........




 それに、シエラちゃんと組むなら良いと思います。




 因みに、冒険者パーティーだと依頼料が分割されるので一人一人のお金が少なくなる。


 その代わりに、生存率が上がるけど。




 

 まぁ、私はあんまりお金とか興味無いのでいいんですけど。





 私は冒険者パーティー良いと思うんだけどシエラちゃんはどうなのかな?




 「セリナお姉ちゃ〜ん、手続き終わったよ〜」




 「あっ!シエラちゃん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど、シエラちゃんと私で冒険者パーティー組んでみない?」

 



 「冒険者パーティー?なにそれ?」





 「え〜っとね、冒険者パーティーとは………………」


 「………………………………ということなんだよ。」






 「なるほど?まぁ、セリナお姉ちゃんが良いなら私も良いよ〜!!」





 うん!可愛い!!



 「そっか......なら組んでみよっか!冒険者パーティー!!」


 


 「うん!!」





 「分かりました。では、パーティー名を決めてください。」





 「え?パーティー名ですか?」




 「はい。何でもいいですよ。」





 「う〜ん?どうしようか、シエラちゃん?」





 「私は何でもいいよ〜!!セリナお姉ちゃんが決めて〜」




 「え?う〜ん?じゃあ.......」




 どうしよう..........




 う〜ん?名前か..............




 冒険者パーティーの名前だし、愉快な冒険者達?旅人集団?




 いや、ここは私とシエラちゃんの頭文字を取ってみて、セシ団で...............


 いや、ss団?



 う〜ん............ダサい!!





 厨二っぽくしてみたらいいのかな?



 厨二か〜.........



 う〜ん?冒険者って、なんか縛られない感じがするから...............



 いや、縛られないのはどちらかと言えば放浪者か?


 自由の象徴は翼........




 「放浪の翼なんてどうかな?」

 



 「放浪の翼?良いんじゃないかな!!セリナお姉ちゃん!!」




 「では、それでよろしいですか?」




 「じゃあ、冒険者パーティーの名前は放浪の翼でお願いします.........」


 あれ?放浪の翼で本当にいいのかな?ダサいような気がするんだけど...........


 というか、他の人に言われると恥ずかしい.......




 「分かりました。では、少々お待ちください」






 受付のお姉さんは奥に行っちゃった.........



 大丈夫だよね!実は奥で笑ってたりしてないよね!


 もしそうなら私、死んでしまいたい...........





 「お待たせしました。これより、あなた方は冒険者パーティー放浪の翼として登録させて頂きました。」


 「冒険者パーティーのランクはDランクです。冒険者パーティーのランクはパーティー内の一番高いランクの冒険者のランクが付きます。」


 「因みに、冒険者は複数のパーティーには入れません。なので、あなた方は他の冒険者パーティーに入ることは出来ません。あなた方が放浪の翼を離脱した場合は他の冒険者パーティーに入ることが出来るようになります。そして、冒険者パーティーには人数制限はありません。」


 「簡単な説明はこれくらいです。他に質問はありますか?」





 「え〜っと.......じゃあ依頼を受けたいんですが」 





 「はい、わかりました。今はこの様な依頼がありますがどうしますか?」 





 うむ、森の調査に3頭熊の駆除、ゴブリン退治、商人の護衛、新しいポーションの実験体、オークの調査…………………




 うん、結構あるな!!




 「シエラちゃんはどれが良い?」


 



 「セリナお姉ちゃんと一緒に出来る依頼が良い!」






 そうかそうか............可愛いな...............




 ん?というか、さっきから私が決めてばかりな様な気がする...........................




 まぁ、いっか!!





 「じゃあ、これで!!」




 「ゴブリン退治の依頼ですね。わかりました。では、いってらっしゃませ。」





 「よし!行こっかシエラちゃん!!」



 「うん!頑張ろうね!セリナお姉ちゃん!!」





 こうして、私とシエラちゃんは冒険者パーティー、放浪の翼としてゴブリン退治に向かうのであった!!









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