冒険者パーティー
「冒険者パーティー?」
「はい、冒険者パーティーです」
「う〜ん、冒険者パーティーか〜...........ん?」
あ、どうもどうも。雨宮 世莉奈です。
今、私は冒険者ギルドで受付のお姉さんとお話ししています。
お話しの内容は冒険者パーティーについてです。
なんで、冒険者パーティーの話をしているのかって?
良いでしょう!説明してあげましょう!!
あれは、今朝の事でした……………
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「セリナお姉ちゃ〜ん!!朝だよ〜!!お〜き〜て〜!!」
「ムニャ.......あと5分.........」
「も〜!朝ごはん冷めちゃうよ!!」
ガバッ!!
「それは大変だっ!!行くぞっ!!シエラちゃん!!」
「まずは、おはようでしょ!セリナお姉ちゃん」
「え?あぁ、おはよう!シエラちゃん」
「うん!おはよう!それより、セリナお姉ちゃん、お願いがあるんだけど......」
「ん?なんだいシエラちゃん?何でも言ってよね!」
「うん....じゃあセリナお姉ちゃん.......私ね冒険者になりたいの!!」
「へ?」
「私ね!セリナお姉ちゃんが冒険者やってるのカッコいいな〜って思ってたんだ!!」
「だから、私も冒険者になりたい!!」
「え?え?えと?おう......」
う〜んと?シエラちゃんは冒険者になりたいと?
別に駄目では無いよね?というか、それ私に言うことなのかな?
え〜と?シエラちゃんは冒険者になりたいと?
別に駄目じゃないね。というか、それは親とかに言うことじゃ?
あ!でも、今は私が親代わりか............
でも、私的には別に冒険者になってもいいと思うんだよね〜
冒険者になれば、他の国に入国する際の入国費用を安くしてくれるし、高ランクの冒険者なら貴族や王族とも繋がりが持てる(まぁ、私はそんなのいらないけど)。
それに、シエラちゃん強いから冒険者になっても大丈夫だとは思うけど........
それでもやっぱり冒険者は危険だし、なにが起こるか分からない..........だから本当はならないで欲しいけど...........
でも、それでも私に止める権利は無い。
なら私は...........
「良いと思うよ!シエラちゃんが本気で冒険者になりたいと思うなら!」
「うん!!私は本気で冒険者になりたい!!」
「私は冒険者になって、セリナお姉ちゃんみたいに沢山の困ってる人達を助けたい!!」
「そっか.............うん、良いと思うよ!」
私は誰でも困ってる人は助けないけどね..........
それに、私は..........
「よし!そういう事なら朝ごはん食べたら冒険者ギルドに行こうか!」
「やったー!!セリナお姉ちゃん早く早くー!!」
「はいはい、ちょっと待って。着替えるから〜」
「うん!!」
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はい!これが今朝の出来事です。
因みに、朝ごはんはお米と味噌汁、あと鮭みたいな魚が出ました。久々の和食は美味しかったです。
もの凄く.........
そして、冒険者ギルドに到着したシエラちゃんは冒険者登録しました。
で、その間に私は受付のお姉さんとお話ししていたんですよ。
その時に私とシエラちゃんは冒険者パーティーを組むんですか〜って聞かれたんですよ
私はどっちでも良いんですけどね〜
冒険者パーティーとは弱い冒険者達の群れです。
一人一人は弱いけど群れたら強くなれるアレですよ。
まぁ、でも私は近接戦闘が苦手なのでそれを補う為に冒険者パーティーを組んでもいいとは思うんですけど.........
それに、シエラちゃんと組むなら良いと思います。
因みに、冒険者パーティーだと依頼料が分割されるので一人一人のお金が少なくなる。
その代わりに、生存率が上がるけど。
まぁ、私はあんまりお金とか興味無いのでいいんですけど。
私は冒険者パーティー良いと思うんだけどシエラちゃんはどうなのかな?
「セリナお姉ちゃ〜ん、手続き終わったよ〜」
「あっ!シエラちゃん。ちょっと聞きたいことがあるんだけど、シエラちゃんと私で冒険者パーティー組んでみない?」
「冒険者パーティー?なにそれ?」
「え〜っとね、冒険者パーティーとは………………」
「………………………………ということなんだよ。」
「なるほど?まぁ、セリナお姉ちゃんが良いなら私も良いよ〜!!」
うん!可愛い!!
「そっか......なら組んでみよっか!冒険者パーティー!!」
「うん!!」
「分かりました。では、パーティー名を決めてください。」
「え?パーティー名ですか?」
「はい。何でもいいですよ。」
「う〜ん?どうしようか、シエラちゃん?」
「私は何でもいいよ〜!!セリナお姉ちゃんが決めて〜」
「え?う〜ん?じゃあ.......」
どうしよう..........
う〜ん?名前か..............
冒険者パーティーの名前だし、愉快な冒険者達?旅人集団?
いや、ここは私とシエラちゃんの頭文字を取ってみて、セシ団で...............
いや、ss団?
う〜ん............ダサい!!
厨二っぽくしてみたらいいのかな?
厨二か〜.........
う〜ん?冒険者って、なんか縛られない感じがするから...............
いや、縛られないのはどちらかと言えば放浪者か?
自由の象徴は翼........
「放浪の翼なんてどうかな?」
「放浪の翼?良いんじゃないかな!!セリナお姉ちゃん!!」
「では、それでよろしいですか?」
「じゃあ、冒険者パーティーの名前は放浪の翼でお願いします.........」
あれ?放浪の翼で本当にいいのかな?ダサいような気がするんだけど...........
というか、他の人に言われると恥ずかしい.......
「分かりました。では、少々お待ちください」
受付のお姉さんは奥に行っちゃった.........
大丈夫だよね!実は奥で笑ってたりしてないよね!
もしそうなら私、死んでしまいたい...........
「お待たせしました。これより、あなた方は冒険者パーティー放浪の翼として登録させて頂きました。」
「冒険者パーティーのランクはDランクです。冒険者パーティーのランクはパーティー内の一番高いランクの冒険者のランクが付きます。」
「因みに、冒険者は複数のパーティーには入れません。なので、あなた方は他の冒険者パーティーに入ることは出来ません。あなた方が放浪の翼を離脱した場合は他の冒険者パーティーに入ることが出来るようになります。そして、冒険者パーティーには人数制限はありません。」
「簡単な説明はこれくらいです。他に質問はありますか?」
「え〜っと.......じゃあ依頼を受けたいんですが」
「はい、わかりました。今はこの様な依頼がありますがどうしますか?」
うむ、森の調査に3頭熊の駆除、ゴブリン退治、商人の護衛、新しいポーションの実験体、オークの調査…………………
うん、結構あるな!!
「シエラちゃんはどれが良い?」
「セリナお姉ちゃんと一緒に出来る依頼が良い!」
そうかそうか............可愛いな...............
ん?というか、さっきから私が決めてばかりな様な気がする...........................
まぁ、いっか!!
「じゃあ、これで!!」
「ゴブリン退治の依頼ですね。わかりました。では、いってらっしゃませ。」
「よし!行こっかシエラちゃん!!」
「うん!頑張ろうね!セリナお姉ちゃん!!」
こうして、私とシエラちゃんは冒険者パーティー、放浪の翼としてゴブリン退治に向かうのであった!!




