海の上で
………………………………………………ん……………………ん?
知らない天井だ……………
なんか揺れてるような感じがする。
地震かな?
「あら♪おはようセリナちゃん♪」
「リディさん!おはようございます!」
「うんうん♪元気そうでよかったわ〜♪」
あれ?骨が折れてた気がするんだけど…………
「あぁ、怪我は完治させといたわよ♪無理やり治したから体にかなり負担がかかったと思うけど大丈夫そうね♪」
「そうなんですね。ありがとうございます……」
「ここはどこですか?」
「ん?あぁそうね♪ここは海の上よ♪」
「へ?」
「私達は船で南方大陸に向かっているのよ♪」
「セリナちゃんが眠っている間に船が出発しちゃいそうだったから私達も船のチケットを買って一緒に来ちゃった♪」
「そうだったんですね。すいません………私が寝込んでしまったばかりに……………」
「良いのよ〜♪別に♪私達はこれから王国に指名手配されるだろうし。そうなったら帝国やローゼン諸国からも指名手配が出されるだろうから西方大陸から脱出するのはどのみちしていたしね♪」
「それに、私は南方大陸に用が出来たからちょうどよかったのよ♪プニ君も南方大陸経由で北方大陸に向かうらしいし♪」
「そうだったんですか…………ありがとうございます」
「じゃあお水でも持ってくるわね♪」
そう言ってリディさんは部屋を出ていった。
…………………。
私がもっと早く西方大陸を出ていたらリディさん達はこんな事にはならなかったのに……………
私が巻き込んだ……………
リディさん達に人殺しの罪まで背負わせて…………
私がせいだ……………………
私が……………………………………………………。
「はぁ、何を落ち込んでいるんだ。」
「っ!!プニさん………」
「どうせお前は僕達を巻き込んでしまったとか人殺しをさせてしまったとか変なことに悩んでるんだろ。」
「別にそんな事思わなくていいぞ。逆に迷惑だ。」
「お前が変に落ち込むとリィちゃんが可哀想だ。僕達はお前を助けたくて助けたんだからお前が悩むことじゃない。」
「巻き込んでごめんなさいじゃなくて、助けてくれてありがとうって言ってやれ。その方がリィちゃんも喜ぶさ。」
「そうですか……わかりました!」
「ありがとうございます!!プニさん!」
「いいよ、別に。あとさん付けじゃなくていいよ。」
「そうですか?じゃあプニ君で!」
「ん〜…プニから離れてくれると嬉しいんだが………」
「まぁ、何でもいいか………」
「セリナちゃん♪お水持ってきたわよ♪お菓子もあるけどいるかしら♪」
「リディさん、ありがとうございます」
「いいのよ〜別に♪」
「プニ君もお菓子あるわよ♪」
「そうか、じゃあ貰おうかな。」
「これは私のだから取っちゃ駄目よ〜♪」
私はとても幸せ者だ。
皆に出会えて良かった。
ありがとう。
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『いいな、こういうの………みんな幸せで……………』
『楽しそうだな〜』
『ここまでおいで♪』
『雨宮 世莉奈ちゃん♪』
『いつか、私を自由にしてね♪♪』




