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ランダムスキルの冒険者  作者: 蝶國堂
ローゼン諸国と小さな魔術師
30/211

暴君&殺人姫vsリディさん



 あ、危なかったわぁ〜♪



 危うく、セリナちゃんが殺されちゃうところだった♪


 私とプニ君が宿の外で調べものしている間に襲ってくるなんてタイミングが悪い。


 結界は張ってあったし警戒もしてたんだけどな〜♪


 

 やっぱ、結界魔術はカイルくんみたいには出来ないか♪


 苦手だもん結界魔術!



 さて、そろそろかな♪




 「このぉ、あまぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 「てめぇ!よくも俺に酸を降らせたな!!」



 「貴方は治療費を払ってないのとリディちゃんを傷つけようとしたので私の実験体になって死んでもらいましょう♪」



 「よくも、やってくれたわね!【黒百合】!!」



 「貴方はリディちゃんを傷つけました。死んでください♪」




 「オメェが死ねっ!!スキルッ『圧殺掌』」



 ドゴォォォォォォォォン!!!



 「貴方の能力は知ってます♪周囲を衝撃で押しつぶすスキルですよね♪攻撃力が高いだけの雑魚ですね♪」

 


 【暴君】はスキルに頼った攻撃しかしてこない単純な奴です♪なんでCランク冒険者になれたんでしょう?



 「死ねっ!!」



 「あくびが出ちゃいますよ〜♪もっと頑張ってくださ〜い♪」



 「てめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」



 この程度の挑発にすぐ乗る精神力。コレは警戒しなくても良さそうですね♪



 問題は……



 「血霧!!」



 【殺人姫】は厄介ですね。血霧という技。私は効きませんが、この戦闘音で人々が集まって来てしまったら沢山の人が血霧の餌食となって亡くなってしまいます。



 先にヤるなら【殺人姫】ですね♪




 「死ねっ!血刃!!紅蓮刃!!」



 ヒョイヒョイっと♪


 危ない危ないと♪



 「クソォ!!ちょこまかと鬱陶しいわね!!」



 「オラァァッ『圧殺掌』!!」



 ヒョイっと!



 ドゴォォォォォォォォォォォン




 さてと、困りましたね………



 あんだけ余裕な態度だったんですがピンチです♪あの子達の攻撃は避けられるんですが私はあの子達を倒す手段がないです♪


 私は基本、後方支援であって戦闘タイプじゃありませんし。


 どうしましょう?



 パラライズニードルが当たれば一発なんですが、動いてる相手に当てられないんですよね、私♪

 酸の雨も強いんですが、周りの建物に被害が出るのであまり使いたくありませんし♪



 困りましたね〜♪



 さて、どうしようかな〜♪ 




 「『圧殺掌』!『圧殺掌』!『圧殺掌』!『圧殺掌』!!!」



 「血刃!血刃!血刃!血刃!紅蓮刃!紅蓮刃!紅蓮刃!!!」



 ヒョイヒョイヒョイっのヒョヒョイのヒョイっと♪



 う〜ん…………



 この子達熱くなりすぎて本来の目的忘れてません?



 私にとっては好都合なんですが♪



 「仕方ないわ………この技で!」



 ……?なんだか分かりませんが来ますね♪



 「開けっ魔眼・血涙!!」




 ゾクッ……


 

 心臓が圧迫されたような感じ………


 

 ………なるほど魔眼・血涙の能力は相手に恐怖や痛みを感じさせる効果ですか♪

 


 それに、魔眼。南方大陸のアノ技術ですか………



 彼女はとっても運が良いんですね♪



 そして、私も運が良いです♪魔眼持ち………


 貴重なサンプルですね~♪



 これは、大変です。綺麗に殺さないといけなくなってしまいました♪



 「ちょっと!!なんで、私の魔眼が効いてないのよ!!」



 「さぁ♪失敗作だからじゃないですか♪」



 「そ、そんなわけ無い………」



 「でも、実際効いてないですよ〜♪失敗作さん♪」



 「そ、そんなわけ無い!それじゃあ私は一体何のためにアレを………………」



 「はい!隙で〜す♪」



 グチュ……



 「しまっ!たぁぇなゃわゎぃ?」


 バタッ………………



 「おっと♪今度のパラライズニードルは強くしすぎましたか♪」



 「何やってんだ【殺人姫】!チッ、早く解毒薬を!」



 「無駄ですよ♪私が今打ったパラライズニードルはこの前の神経毒とは全くの別物です♪その解毒薬では解毒は無理です♪」

 

 「さて、後は貴方一人ですか♪今なら…………」



 「クソがっ!!『圧殺掌』!!!」


 ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォンン!!





 

 …………………………………………………………………。



 ………………………………………………………………………………………。



 「逃げられましたか♪土煙に紛れて逃げるなんて少しは小さな小さな脳みそを使ったようですね♪」



 「魔力の位置からしてプニ君の方向に逃てるので追わなくても良さそうですね♪」 

 




 「さて、私は貴重な魔眼でも調べますかね♪♪」

 


 


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