マーレン港の祭り 後編
潮風祭。年に一度のマーレン港でのお祭り。お祭りは3日間連続でやり朝昼晩夜ずぅ〜とやっているそうです。食べ物や酒、外国の品などを売っている露店が並び、旅芸人や音楽隊が演奏する賑やかなお祭りだそうです。
私は現在、お祭りで賑わっている市場をただ歩いています。
夜なのに賑やかだな〜
今、私は【殺人姫】に追われています。
そして、私は魔力は空っぽです。
なので、私は人混みに紛れて隠れています。
魔力が空っぽだから体はダルいし、魔剣は重くて持ち運びにくい…………
本当なら今すぐにでも眠ってしまいたいし、なんなら倒れそう………………
でも、移動して無いと見つかっちゃうし、敵も【殺人姫】だけとは限らない。
南方大陸へ行く船は明日の昼に出航する。そこまで耐えれば私の勝ちだ。今は夜の11時くらいかな?
よしっ!頑張るぞ〜 おっー!
しかし、アイツはどうして私を狙うんだろう?
なんかやったかな?
う〜ん………………?
……………………………わからん。
まぁ、考えても仕方ないか…………。
ん?なんだこの感じ?殺気?
………………………まずいっ!!
「オラッ!!」
「危なっ!」
ブォン!!
こ、コイツ!周りに人がいるんだぞ!
「血刃!!」
ピュンッ!!
「クッ!」
【殺人姫】もいたのかっ……
コイツら周囲に人がいるのにお構い無しかよ!!
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「な、なんだこいつら!!」
「騎士団呼んでこい!!」
ザワザワ………………
「おいおい【殺人姫ぃ】なに勝手に人の獲物に手ぇ出してるんだぁ」
「アハッ何を言っているのかしらね、このバカは。私の獲物に決まってるじゃないの!」
2対1か…………
まだ魔力は回復していない。
まずい……………どうしよう………………
「ふんっ!なら先にやった方の物だ!!爆発拳!!」
「私の物よ!紅蓮刃!!」
まずいっ!死ぬっ………
「パラライズニードル♪」
………っ!!!
「てめぇ!【闇医者】ぁぁぁ!!」
「なっ!【黒百合】!?」
グチュ………
「体が動かねぇ!?何したぁぁぁ【闇医者】ぁぁぁぁぁ!!!」
「神経毒!?【黒百合】どういうことですかっ!!」
「ごめんなさい♪悪気はなかったのよ~♪【殺人姫】ちゃんも【暴君】も一週間くらいは体が動かないからね〜♪」
……………………えと?
どういう状況ですか?
………………?
「さて!行きましょ♪セリナちゃん♪」
「あ、はい?ってあれ?リディさんじゃないですか!」
「久しぶりねセリナちゃん♪ここだとなんだし別の所に行きましょう♪」
「あ、はい。」
そうして、私はリディさんと再会して連れ去られました。




