マーレン港へ ツー
まだまだ、マーレン港には着きません。
ふぅ〜……
疲れた…………
マーレン港はまだまだかかります。
まぁ、私のステータスだと体力やら筋力は平均以下なので仕方ないか…………。
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時は少し遡りって世莉奈(主人公)がローゼンブルクに到着した辺り・・・
どうも〜♪リディア・ヴァルシュタインで〜す♪
セリナちゃんのお怪我を治した凄い人です♪
私は王族から指名依頼がきたため、ヴァルディア王国の王都ヴァルシオンにいま〜す♪
指名依頼は貴族や王族から出される依頼で、ランクが高い冒険者によく出る依頼なんだけど、報酬が良い代わりにその依頼を断れないのよね〜♪
だから、指名依頼を受けたくない冒険者は低いランクに留まったり、貴族に目をつけられないようにしたり、危ない奴だと思わせたりしているんだよね♪(カイルくんやアリアちゃん、エレナは正にそんな人達だけど)
「っと。ここかな?」
私の目の前には大きくて豪華な扉があった。
4〜5人ぐらいが肩車しても通れそうな扉だった。
ギィ――
扉を開けて一番最初の感想はとても真っ白だった。
いや、絵画とか飾ってあるけどそれでも白いと感じる程だった。
部屋の中には私と同じように王族に呼ばれた冒険者達が数人いた。
あそこにはBランク冒険者の【殺人姫】、あっちにはAランク冒険者の【プニプニ】もいる…………。
AランクからCランクまでのかなり腕が立つ冒険者が集められているようね。
「お、久しぶりだな〜。【闇医者】のリディ。」
「なにかようですか〜【暴君】さん♪もしかしてやっと治療費払いに来たんですか〜♪」
「ハッ!あんな、超高額な治療費を払えるやつこの世にいんのかよっ!」
「いますよ〜♪少なくとも死にかけの貴方を助けたんですからそれくらい払ってもらわないと困りますよ♪」
「フンッ!あんなの………」
「どうやら全員集まったみたいだな。ではこの依頼について説明しよう。なに、簡単な仕事だ。偽者の勇者を殺す簡単な仕事だよ。」




