マーレン港へ
私は雨宮 世莉奈。ローゼン諸国の大都市、ローゼンブルクでの戦いが終わり、私は連れ去られた町の女の子、リリアちゃんを助ける為に町を出た。
これから行くのは東方大陸。師匠が言うには黒紅団の本拠地があるとのこと。本拠地にリリアちゃんが連れ去らたとは限らないけど、東方大陸に連れ去られた可能性が高いとのこと。
その為、私はローゼン諸国の港町、マーレン港に行くことにした。
マーレン港は南方大陸へと行くための船が出ているためそこに向かっている。
なぜ、東方大陸じゃなくて南方大陸へ行く船しか出てない所に向かうのかって?
それは、この大陸からじゃ東方大陸に行くための船が出てないからだ。正確には手段がない訳じゃないが危険だったり、お金がかかるのだよ。
だから私は一度、南方大陸へと行き船を乗り換えて東方大陸へと向かう。
まぁ、南方大陸は古代の技術や魔術があるみたいだし冒険者の憧れの地とも呼ばれる大陸はめちゃくちゃ行ってみたいけど、今回は急ぎなので寄るだけです。
また、余裕ができたら絶対行こう!!
あ、そうだ。私が今いる所は森です。
道に沿ってマーレン港まで行くのも良かったんですが、時間がかかるので森を通って近道?しています。
ちなみに、私の荷物は1本の魔剣と、硬貨(金貨1枚、銀貨9枚) 、師匠から貰った収納袋です。
収納袋とはノラえもんの四次元ポケットみたいなものです。ただ、四次元ポケットみたいに沢山は入らず、精々キャリーケースに入る広さではす。
収納袋に入ってるのは、日用品などです。以上!!
まぁ、水は魔術で出せますし火や土の属性も一応師匠に習い覚えました。
なので、荷物が少なくてもあんま問題ありません。
ガサッ――
敵っ!!
「ギャギャギャ!!」
「ギャキャ!」
「ギュギャギャ!!!!」
緑色の肌で棍棒を持っていて身長は小さいヤツ。
これが、師匠が言っていたゴブリンか。
ゴブリンは脅威度がないとても弱い魔物だ。ただ集団でいる場合は別で数匹だと脅威度F、数十匹だと脅威度E、数百匹だと脅威度Dにもなるヤツラでだが、今いるゴブリンは八匹くらいだな。
「悪いが相手をしてる程、暇じゃないので襲ってくるなら殺す。」
「ギャキャ!!」
ブォッ――
一匹が棍棒で私を殴ろうとして…………………
ドゴォォォォォン――
まとめてぶっ飛ばした。
私は弱かった。スキルも安定しなくて、魔術もまだ上手く扱えない。
そこで、私は閃いた。
そう、魔力を相手にぶつければ良い。
そうすれば、魔術のように発動に時間がかからず、安定した攻撃力が手に入る。
師匠からはお前の魔力が多いから出来るのであって、普通の魔力量じゃすぐ枯渇する。だそうだ。
そうして、私は魔力操作を頑張って練習し、魔力をぶつけて攻撃出来るようにした。
いや〜ぶっちゃけ結構な荒技なんだけどね〜。
魔力は普段触れることが出来ない。魔力をぶつけるだけじゃ攻撃力は全くない。なので、魔力を極限まで圧縮して攻撃力を持たした。まぁ、普段の水だと攻撃力は無いけど、水を極限まで圧縮して氷にしてそれを高速で発射した感じかな?
まぁ、そんなふうに思うようにしている。
魔術みたいにイメージする必要ないから楽なんだけどね〜。魔力の消費は私でもヤバイからそう何発も撃てないけども。たが、私にとって初めての安定した技なのだ。なんなら、必殺技だね!!
そして、必殺技なら名前が必要!ってことで、私はこれに魔力玉と名付けた。
「グ、グギャ………」
まだ、残ってたのか。
というか、何匹かまだ残ってるわ……。
仕方ない。魔力玉より更に強い必殺中の必殺技………………
「魔力弾っっ!!!!!」
チュドドドドドドドッッッッン――
魔力弾は単純に魔力玉を連続で撃つ技。魔力消費は魔力玉の数倍だけども、敵も一掃するのに使えるんだよね〜
よし、右よし、左よし、前よし、後ろよし!
それでは、出発!!
いざ、マーレン港へ
レッツゴー!!!




