神聖教国ルミエール5
「クッ.........、殺すなら殺せ!!」
私の目の前には女騎士がいる。
コイツは、シエラちゃんが捕らえた他の兵隊さんよりも偉そうな奴..........らしい?
そうですか、くっ殺ですか.........
そういうのは、私にやられても困るなぁ〜
こういうのは、西園寺くんが丁度良く相手してくれそうだけど............
あ、でも西園寺くんは改心して綺麗な奴になっちゃったからそんな事してくれないか〜
チッ!!なら、どうしよう?
コイツも殺るか?
でも、面白そうだし生かしておきたい気持ちもある............
だって、くっ殺だよ!!!こんな、面白いキャラそうそういないよ!!!!!
「くぅっ、早く殺せ!!!」
「私は敵に情けをかけられてまで、生きながらえたくはない!!!」
おぉっ!!これこそ、くっ殺ぉ!!!!
「えぇと、貴方の知っていることを教えてくれませんか?」
「ふんっ!!賊に教える事など何もない!!!」
「尋問でも拷問でもすればいいさ!!!しかし、私はそれでも仲間の事は吐かない!!」
「私は仲間を絶対に裏切らない!!!!!!!」
ふぅ〜ん、意志は固いようだね。
嫌いじゃないよ、そう言う奴............
もし、違う形で会えたならきっと私はコイツを好きになったと思う。
「そう、ならその心意気を買い、ひと息で殺してあげるよ。なにか、最後に言い残す事は?」
「ないっ!!!私の名はミリア・モルゲン!!」
「聖騎士として、最後は潔く散ってやる!!」
何言ってんだよ、全然言うじゃんコイツ!!
ま、良いんだけどさぁ
「私は雨宮 世莉奈。貴方の来世がきっと良いものになりますように............」
「さらば!!《私は中身を食す者》」
私の技と共に、ミリアは散った。
ミリアは私の力で塵と化していったのだ............
「良かったの?世莉奈お姉ちゃん?」
「大事な人質.........」
「いや、いいよ。面白そうな奴だったけど、いた所で邪魔なだけだしねぇ〜」
「さ、行こうかシエラちゃん!!教会まで!!!」
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聖都 ルミナの中央にあるルミエール教会本部。
その、頂上階で.........
その部屋は、正に地獄絵図だった。
複数人の肉片が、内臓が、血液が飛び散っており、酷い悪臭が立ち込めていた。
その部屋の真ん中に1人、埃の1つ付着していないローブを羽織った小さな小さな女の子が立っていた。
「ふん、世界最大の宗教、ルミエール教の教皇ともあろう者の最後がこうも呆気なく終わるとはな........」
アリアは左手に握っていた心臓を握り潰し、敵にとどめを刺す。
「それに、第七聖騎士団の団長、副団長とか言う奴らも存外呆気なかったな...............」
「さて、下の階にいる偉そうな奴らを片っ端から殺して終わりかな?」
「バカ弟子も直ぐそこまで来ているか。いや、近くに強そうな.................、まぁ弟子なら問題ないか」
「さっさと終わらせて、ココから離れるとするかな」
そう言い、アリアは部屋から去って行った。




