会議3
「さて、今のキメラちゃんは人族の因子が強いから、まだ理性を保てているらしい」
「だけど、キメラちゃんが覚醒すると他の因子が強く出ちゃって、身体の制御が効かなくなる。その結果、色々な因子の特徴が出てしまい合成獣とでも呼べる存在が生まれる。その、合成獣に理性は無く、様々な種族や生物の特徴を持った最強の種族が誕生する」
「カイルの予想では、その合成獣は大陸1つを滅ぼせるだろうとのことだよ」
「ただ、それは覚醒しなければの話なのだが.........、まぁ、敵に渡ったらもしかしたら覚醒しちゃうかもねぇ」
「それが、私がカイルから聞いた言葉だ」
「これを聞いて貴方達がどうするかは私は知らん。勝手にやれと思う。まぁでも、もしこの世界の脅威になるなら私はリリアを討伐させて貰うよ」
「もちろん、本気でねぇ」
「良いですよ。やってみればいいじゃないですか」
「へぇ、世莉奈ちゃんは反対しないんだぁ」
「どういう、つもりなの?」
「別に、リリアちゃんはその程度の事で理性を失ったりはしないってことだよ。リリアちゃんは私達が思ってるより強いよ。だから、私はリリアちゃんを信じる」
うん、信じる。リリアちゃんは大丈夫だから
「そう、それなら別にいいさ」
「暴走したら私が退治する。それだけだもんな!!うんうん!!」
「さてと、じゃあどうする?」
「私達はどうするんだい?一体どうしたらいいんだい?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の日の早朝......
「ふぅー」
よし、行くか.........
待っててね、リリアちゃん。必ず迎えに行くから
「あの、世莉奈さん.........」
ん?あれ?ナリアちゃん?
なんで、ここに?
「どうしたの?ナリアちゃん?」
「何があったの?」
「いえ、世莉奈さんは魔王軍の討伐に向かうんですよね...............」
「もし、良ければ.........、その..........」
「私も............連れて行って............くれませんか?」
えぇと、ナリアちゃんを?
うぅ〜ん、どうしよう.............
でも、ナリアちゃんを連れて行って何かあったら怖いからなぁ〜
なら、お留守番してくれた方が............
というか、ナリアちゃんは副団長さんだから勝手に連れていけないよなぁ〜
色々、許可を貰わないといけないんじゃ?
「あ、第1騎士団なら大丈夫です。私なんかがいなくてもちゃんと優秀な騎士達がやってくれますし.........」
「お願いです、世莉奈さん..............」
「お父様の敵を取りたいんです。私の手で.........」
あ〜、そっか〜
そう言えば、ナリアちゃんのお父さんは四天王の奴にやられたのか..............
そっかぁ〜、それじゃダメって言っても無理矢理ついてきそうだな...........
まぁいいか、でもセリシアさんからは許可を貰わないと駄目だな
「わかった。でも、セリシアさんにちゃんと言うんだよナリアちゃん」
「ナリアちゃん、多分セリシアさんには言ってないでしょこの事。ちゃんと、話し合うんだよナリアちゃん。そうしたら、連れて行ってあげる」
そう言って、私はナリアちゃんと別れた。
さて、行くか。私達の担当は教会だっけ?
さぁ、リリアちゃんを救うついでに、世界も変えに行ってくるかな
200話突破〜!!!
いや〜、おめでたいなぁ〜!!!




