再開、私の小さな師匠!!
私の目の前にいた、【最強】が消え去った......
その代わりに、師匠がいる
あれぇ?なんか、どっか行ったんだけどぉ?
私の予想なら、師匠が【最強】を説得してくれると思ったんだけど?
もしかして倒しちゃった?
「いや、倒してはないぞ!!」
「私はあくまで遠くに飛ばしただけだ。それより、久しぶりだなバカ弟子」
相変わらず、小さな師匠は可愛いなぁ〜
なんだろう、大人ぶってる感じが可愛いのか?
わからん、だが可愛い!!
魔女っ娘は可愛い!!!!
「えぇ、お久しぶりです師匠!!!」
「元気そうで何よりです!!」
「おいバカ弟子?なんか、小さいとか、魔女っ娘とか失礼なこと考えてないか?」
「ハハハ.........、ソンナコトナイデスヨ.........」
「そんなことより、師匠はなぜここに?」
正直、私は師匠が近くにくるまで気づかなかった......
魔力感知で、周囲の警戒は怠らなかったのに.........
たぶん、【最強】を飛ばしたみたいに師匠も転移で跳んできたんだと思うけど............
それでも、魔力の起こりが一切なかった.........
さすが師匠.........、私もまだまだ及ばないな.........
「私の《存在重複》が魔王幹部に殺られたみたいでな。どんな者か見に来たんだよ」
「それに、エレナとカイルの気配が近くにあったから何かあったのかと思ったけど.........」
「まさか、バカ弟子がいたとわな...........」
「バカ弟子はまだ............、いや、それよりローゼンブルクの者達は大丈夫なのか?」
「わかんないです............、私も一体何が起きているのか............」
というか、ドッペルゲンガー?
まさか、可愛い師匠がいっぱい.................
ゾクッ――
その時、ローゼンブルクに異変が起きた。
街の方から重たいドシッとした魔力が流れてきたのだ。何もなかった所からいきなり現れた強い気配。
「......っ!?師匠!?」
なんだ、この気配.........
さっきの、魔族やSランク冒険者の奴らよりも更に強い気配...............
なんなんだ、いったい!!!
神様でも来たのかな?
「まったく、いったい何が起こってる?」
「行くぞっ!!バカ弟子!!!!」
「はいっ!!師匠!!!!!」
そうして、私と師匠はローゼンブルクへと向かったのであった




