『霊獣化』
『獣化』とは、獣族の中でも天才の中の天才が使えるスキルである
『獣化』を持つ者は世界誕生から数えても数千しか現れなかった
そして『獣化』には、更に上位の進化スキルが存在する。『獣王化』や『聖獣化』、『覇獣化』などの様々な種類が存在する
それを獲得した者は、両手で数えられる程しかいない
今まさに、シエラの『獣化』は、魂は、精神は進化を遂げようとしていた
一度ボロボロに壊されたかけた精神が、世莉奈によって救出・回復したことで、さらなる成長を遂げ......
魂が、精神が、スキルが、進化を成長を始める
この世で、まだ未確認だったスキルが姿を現す.........
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気分がいいにゃ.......
今の私なら何でもできてしまえると錯覚してしまうような全能感......
この感覚は『獣化』を初めて使ったとき以来だにゃ
私は世莉奈お姉ちゃんに助けられてばっかだにゃ
世莉奈お姉ちゃんに守られる自分はもう嫌だ.........
私は世莉奈お姉ちゃんの隣に立ちたい............
隣で一緒に戦いたい.........
弱く、搾取され、守られてばっかの私はもう嫌だ!!
私は世莉奈お姉ちゃんの仲間として、背中を預けられる存在に..............
............世莉奈お姉ちゃんに認められる存在になる!!!
私はシエラ、世莉奈お姉ちゃんの仲間だにゃ!!!
世莉奈お姉ちゃんを傷つける者は、私が絶対に許さない!!!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんだ?シエラちゃんのエネルギーが増加している?
しかも、この量はマズイ!!!
シエラちゃんの魂が耐えられない!!!!
「シエラちゃん!!!!!」
私が叫ぶと同時にシエラちゃんが動く.........
シエラちゃんが一瞬にして奴との間合いを詰め、断ち切る。
奴の魂に繋がっている魔力の紐を............
「《霊斬》」
「カハッ......」
「そうか.........、負けたか...........」
奴は血を吐きながら、言う
「感謝する............、ありがとう獣族の者よ............」
「いいよお礼なんて、私は世莉奈お姉ちゃんの為に戦っただけだから」
「それに、貴方も操られてただけなんでしょ?」
「あぁ、頼みがある.........」
「お前に魔王を殺して欲しい...........」
「お願いだ..........」
ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その瞬間、轟音とともに空からナニかが降りてきた
「西方大陸到着ぅ!!!!」
「さぁ、魔王と勇者はどこだぁ?」




