覚醒のシエラ
ヤツの技が、跡形もなく消え去った............
シエラちゃんは魔断剣シルヴィリオで............
いやいや、確かに魔断剣シルヴィリオは魔力を斬り裂く魔剣だけど、そんなに強かったっけ?
なんか、チートじゃね?
だって、クソ雑魚魔族が持ってた魔剣だよ?
それが、実はこんなチートだったの?
絶対、おかしいよ!!!!
「なに!?我が奥義を消し飛ばしただと?」
「それに、その剣はシルヴィリオ?」
「そうか、お前達がリノンを.........」
「にゃぁ!!!」
「大丈夫かにゃ?世莉奈お姉ちゃん!!!」
可愛いシエラちゃんが、コッチに駆け寄ってくる
可愛い!!!!
可愛すぎる!!!!!!
「大丈夫だよシエラちゃん!!ありがとう」
「みんなは?」
「にゃぁ?」
「にゃぁぁ!!リディさんは怪我人の手当てをしてるにゃ!!リリアはわかんにゃいにゃ!!!」
「プニ君はそこで寝転んでるにゃ!!!!」
そうか、可愛い.........
違うそうじゃないわ、なるほど可愛い............
え〜と、リディさんは街で手当てしてて、リリアちゃんはお父さんとお母さんの所か.........
リリアちゃんは、これからもこの街で住んでいくんだ!!!なら、守らないと!!リリアちゃんの故郷を!!!!!
「よし、行くよシエラちゃん!!!!!」
「にゃ?」
「何言ってるんだにゃ?世莉奈お姉ちゃんはココで休んでろにゃ!!!」
「コイツは、シエラが倒すニャァ!!!!」
シエラちゃんの魔力が増大し血管が浮き出る.........
..............『獣化』か!?
「ニャァ!!!世莉奈お姉ちゃんはユックリソコデ見てるニャァ!!!!!!」
「ニャァのチカラを!!!!!」
「来るかっ!!」
シエラちゃんはヤツに飛び込み、魔断剣シルヴィリオを振り降ろす
が、ヤツはそれを難なく受け止め............
なんか、激しく打ち合ってます...........
どうやら、解説は私には難しいようです............
だって、速すぎて目で追えないもん.............
「ニャハハハハハ!!!!!!」
「愉しいニャ!!愉しいニャ!!」
「もう少しでニャにかが分かりそうだニャ!!!」
「ニャァの奥深くにあるニャにかが!!!!!!」
「クッ!?流石、『獣化』を持ちな奴なだけはあるな!!」
シエラちゃんと奴の勢いが増す.........
私はこの戦闘に入っていけないんだろうな........
だって速すぎるんだもん.........
獣族の天才と魔族の四天王?の本気の戦い........
戦闘速度を両方ともドンドンスピードを上げていく
私はシエラちゃんの援護すら出来ない.........
私が援護しようと魔力球を撃った所で、シエラちゃんの邪魔にしかならないだろうし、そもそも狙って撃っても高速戦闘してる奴に当てられるはずがない......
それこそ、未来を予知して狙って撃つしか..........
「ゴフッ!?」
「な、なぜだ!!一体、どこまで加速するのだ!?」
「ニャハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
「愉しいニャ、愉しいニャァ!!!!」
「もうすぐで分かるニャ!!もうすぐで...........」
「ニャハハ!!!やっと、ミエテキタニャァ!!!」
「ニャァの全てが、ミエテ!!!!!」
なんだ?シエラちゃんの魔力が減少していく?
いや、違う!!魔力量は減少してるけどエネルギー量が増えている!?
シエラちゃんの存在が大きくなる......
シエラちゃん!!!!
「ニャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
「ニャンだか、とってもいい気分ニャ♪」
「まるで、ニャんでも出来るそんな気分ニャ♪」




