ローゼン諸国 第一騎士団
私、ナリアは油断をしていた.........
あれほど、戦場で油断するなとお父様やお母様、お祖父様、お祖母様に言われ続けたのに.............
私の油断がなければ、仲間達を少しでも生き延びさせられたのに....................
魔族との戦いで...........
私達、第一騎士団が戦場に到着して1時間半近くでこちら側が優勢となった.........
私はもう勝った気でいた.........
いいわけじゃないが、皆もきっとそう思っていただろう
だけど、現実はそう甘くなかった............
あの魔族から、もの凄い魔力の気配がした.........
その次の瞬間、辺り一面...............
私の周りにいた仲間達は................
消し飛んだ............
最後に覚えているのは、部下が私を庇っている光景だった............
そして今.........、私は絶望していた.............
私の目の前には、全てを吹き飛ばした原因が立っていた...............
あぁ、終わったな.........
せっかく、部下が命を賭して救ってくれたのに......
ごめんなさい........、どうやら私もすぐにそっちに向かうみたい............
ごめんなさい...........、ごめんなさい.................
「ほう、生き残りがいたか.........」
「アレを耐えた褒美だ、何か最後に言い残す事はあるか?」
お父様、お母様、お祖父様、お祖母様............
ごめんなさい..........、私が不甲斐ないばかりに........
本当にごめんなさい............
せめて、最強の騎士団の一員として最後まで足掻いてやる!!!!!
「死ねぇぇぇっ!!!!!化け物がぁぁぁぁ!!!!」
「そうか、可哀想な小娘よ.........」
「来世はいい人生を.........」
そうして、彼は斬り裂かれた........




