ローゼンブルクの現状
「え?」
セリシアさんの夫さんが、お目々をパチクリしてる
いや、セリシアさんやセリシアさんの娘さんもパチクリしてるけど...........
なんだろう、いい歳したオッサンがパチクリしてるのは中々面白いな
「え、あの......」
「え?助けて.............」
「イヤです」
「私、他に用があるので............」
そう、私は手助けしてる暇は無いのだ!!!!
なんせ、ネルちゃんを起こしに行かないといけないし..........
私、ずぅっと前から約束してるのに約束を果たしてないからねぇ〜
そろそろ、約束を果たさないとマズイ!!!!
そんな訳で、皆さんで頑張ってください!!!
「お願いだ、頼むよ世莉奈!!!!」
「私達、第一騎士団と第五騎士団はボロボロだし、他の騎士団も自分達のとこが精一杯で応援に駆けつけられないんだ!!!」
「魔王軍が予想以上に強く、魔族領とローゼンブルクの間にあった要塞や街は全部、魔族の手によって落ちた...........」
「現在は、ローゼンブルクを要塞都市として活用しているが、それももう厳しい...........」
「世莉奈の師匠、【小さな大災害】アリアの手助けによって何とか前線は持ちこたえているが...........」
「いつ、前線が崩れてもおかしくない.............」
「ローゼンブルクの冒険者達は殆ど戦争と聞いて逃げていった...........」
「頼む!!今は少しでも戦力が欲しいんだ!!!!」
「報酬ならいくらでも出す!!!!!」
「だから、力を貸しては貰えないだろうか..........」
「うぅ〜ん...........」
そうだなぁ〜..........
「そう言えば、リリアちゃんの家族は?」
「あぁ、安心しろ!!!」
「しっかり、私達が保護している!!!!」
「そうでしたか........」
「ありがとうございます!!」
そっか、ならリリアちゃんの家族を守る為に手を貸してあげようかな............
シエラちゃんは家族と会えなかった...........
私も紗月ともう会えない..................
リリアちゃんには、こんな気持ちを味わってほしくない!!!!!
「わかりました.........」
「良いですよ、ローゼンブルクを守るだけならやります」
「あ、でも私たち指名手配されてるはずじゃ?」
「ん?あぁ、それなら問題ない!!」
「バレなきゃいい!!!」
「バレなきゃ犯罪じゃないんだよ!!!」
「そ、そうですか.......」
「わかりました、じゃあローゼンブルクを守るだけですが、頑張ります!」
「本当か!!!!」
「ありがとう世莉奈!!!!!」
セリシアさんや夫さん、娘さんも嬉しそうだ........
良かった良かった............
「あ、報酬は娘さんをナデナデする権利を下さい!!!!!」
「それで、我慢しましょう!!!!」
「「「えっ?」」」
また、セリシア一家は目をパチクリしてる.........
う〜ん.........なんか、面白いな!!!!
「ま、まぁ良いだろう..........」
「ナリアも良いよな.............?」
「はい、問題はないですが...........」
「よしっ!!!!」
「これにて私は、失礼します!!!!!」
私はリディさんを連れて、部屋から出て行ったのでした............
あ、そう言えばなんでクラスメイト達がいたんだろう?
ま、いっか!!!!!




