獣王国オアス到着!!
「ハァハァハァハァハァハァハァ................」
つ、疲れたぁ.............
私、学校内でもかなり体力あるのに、この中じゃ1番下みたい...................
私を除いた、4人中3人は私より身長低いのにバリバリ動けてる
しかも、アップダウンの激しい森の中を軽々と........
息切れすらしてない..............
さすが、異世界だ..................
「まさか、セリナちゃんがここまで動けないとはね♪」
「お姉さんもビックリだよ♪」
「は、はいぃ.............」
「まさか、記憶喪失で魔力すら使えなくなるとはね♪」
「魔術どころか、魔力感知や魔力操作も出来なくなるのねぇ〜♪」
「は、はぁぃぃ............」
そもそも、魔力なんてどうやって感じ取るのさ.........
まぁ、感じ取れても操るのも大変だろうし..........
一体、記憶喪失前の私はどうやって魔力を感じ取ったり、操ったりしてたんだろう?
本当にそれは私なのか?
わからんけど.........
「あら♪見えてきたわよ♪」
「シエラちゃんの故郷♪獣王国オアスが♪」
「にゃあ...............」
「帰ってきたのかにゃ.................」
「へぇ〜、ここが獣王国か。僕は初めてくるな」
「ねぇ、シエラ?どんな感じなの?獣王国って?」
「にゃぁ.........、獣王国は獣族の国だにゃ」
「そして、強い者が一番の国にゃ」
「強い者?」
「そうにゃ、獣王国は実力主義の国だにゃ」
「だから、強い者は食し、弱い者は食われるにゃ」
「へぇ〜」
へぇ〜、実力主義の国か.........
脳筋がいっぱいいるんだろうなぁ〜
「さて♪シエラちゃんの故郷は獣王国の辺境にあるのだったかしら?」
「そうだにゃ..........ココからなら1時間で行けるにゃ............」
「そう、なら今日中に着けるわね♪」
「なら、今日中に到着して、そこで夜を過ごしましょう♪そして、明日の早朝にリリアちゃんの故郷であるローゼンブルクに向かいましょう♪」
「いや、私の故郷はお姉ちゃんを治してからでも..........」
「いや、ローゼンブルクには絶対に行くわ♪」
「ローゼンブルクを経由して、海洋国家アクアデルに向かい、アクアデルの港から北方大陸に向かうわ♪」
「南方大陸から北方大陸にも行けるのだけど、近頃、北方大陸と南方大陸の間にある島、龍の巣が荒れてて、船があまり無いのよ♪だから、西方大陸に向かうわ♪」
「これは、絶対よ♪」
「....................わかりました」
「そう、わかってくれて嬉しいわリリアちゃん♪」
なんか、リリアちゃんっていう子とリディさんって人がピリピリしてるなぁ〜
猫耳の子は元気ないし............
プニプニって人は会話にあまり入ってこないし.........
なんだろう、この人達と一緒にいたくないな..........
はぁ〜
お家に帰りたい




