弟
時は遡り、セリナ達とマリウスが別れた頃..........
「いたぞっ!!」
「やっちまえぇ!!」
「水流斬!!」
ズババッ!!!!
ふぅ......
まったく、どんだけいるのだ
さっきから、きりが無い!!
サッサと終えて、セリナ達と合流したいし、弟の事もある!
「水流波!!!」
ザバァァァッ!!!!!
「ぐぁ!!!」
「クソッ!!!流される!!」
「ギャァァァァ!!!」
「水流流水斬!!!」
グシャァァ――
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ.........................
よし、もういないな......
魔力感知にも反応無し.....................
よし!行くか!!
「どこ行くのぉぉ?」
...っ!?
なに!?いつの間に俺の後に!?
魔力感知に引っかからなかっただと?
いや、だが今は魔力感知で感じる.........
どんな、カラクリだ?
しかも、子供だと?
俺......
いや、セリナやシエラよりも小さい
しかし、油断は出来ん!!
一撃で決める!!!
「流水......」
「あっれぇ!!その顔ぉ!!どこかで見たことあるなぁ〜」
「どこで、見たんだっけなぁ?」
「いや、違う.............僕の顔に似ているんだぁ!!」
「.........................っ!!」
その顔は................
「お前まさか、俺の弟ナヴィル.............」
いや、違う!!顔はナヴィルだが魔力が違う!!
「お前は誰だっ!!なぜ、俺の弟の顔をして........」
「そうか、コレは君の弟だったかぁ」
「よし、なら自己紹介をしようかぁ」
「僕はルーメン・アーケノス」
「魔王軍四天王であるゼノン様の部下だよぉ」
「ちなみに、この顔.............いや、この体は多分君の弟の体なんだよねぇ」
「いつだったか、僕の部下がこの子を拾ってきたんだよねぇ。そしたらビックリ!!この子は僕達なんかよりも才能に満ち溢れていた、神に愛されていた。だから僕がこの体を貰ったんだよぉ」
「.............は?」
「じゃあ、弟は.................」
「さぁ?死んだんじゃない?」
「僕がこの体を貰う時に、この子の魂をエネルギーにして使ったからなぁ?まぁ、もしかしたら魂として何処かで彷徨ってるかもねぇ」
「そうか...............わかった.............」
「なら、お前を殺す!!!!」
「流水水流斬!!!!」
「流氷壁!!!」
ズンッ――
「な、バカな!?壁ごと僕を斬っただと!?」
「そうか!!やはり、この体の兄貴なだけあるな!!」
「お前を殺したら、お前の体も僕の物として使ってやる!!!」
「チッ」
腕一本、斬れただけか.........
次は、首を斬る!!!
「わははははは!!!!」
「やれるものなら、やって見ろ!!!」
「あぁ、殺ッてやるよ!!」
「海騎士 マリウス!!いざ、参る!!!」




