仮面の最後
「か、カハッ......」
温かくて...........赤くヌルっとした液体.............
ち、血か......
自分の血を見るのは、何十年ぶりだろう......
まさか、こんな小娘に.........こんな獣に............
私が負けるなんて.........
すみません、ゼノン様.............魔王様...............
お役に立てず申し訳ありません.................
あぁ、駄目だ...........もう、意識が.................
いや、まだだ!!
まだ、キメラ計画の適合者がいる!!
私の全てをソイツに捧げる
魔力も、知識も、経験も、魔術も、力も、武器も、技も、能力も、ステータスも、寿命も、強さも、感情も、仮面も、生命力も、覚悟も、才能も、肉体も、魂も、何もかも私の全てをコイツに捧げる!!
だから、頼む......
どうか.....................
どうか、小娘と獣を............................
「き、起動..........」
ゼノン様、魔王様..........すみません.................
後は託します.....................魔族の未来を!!!
「人族を滅ぼせ.........被検体EX-666よ!!」
そして、私は決して覚めない深い眠りについた




