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異世界へ召喚される
未熟者でがどうぞよろしくお願いしますm(_ _;)m
少し騒がしい放課後の教室が、突如眩しい光に包まれた。
クラスの誰かが悲鳴を上げる間もなく、私達は真っ白の空間に立っていた。
「選ばれし者たちよ」
声が頭の中に響くような不思議な感覚。性別も年齢も感じさせないような荘厳な響きだった。
「この世界は危機に瀕している。召喚されたあなた達に力を授けましょう。」
そう言うと、光の粒が降り注ぎ、一人一人に吸い込まれていった。
――その瞬間、私の中にも光の粒が入り暖かい何かが私の胸に宿った。
『スキルを付与しました』
ただ、それだけ。
次の瞬間、私達は豪華な玉座の間にいた…