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第3話(リュウの遭遇)

若き日のリウ・プロクターは、アルテミス王国の軍人リク・ルーナ大佐と出会った。

その大佐との逸話の続きである......


 「リク・ルーナ大佐」

  身長187センチ

  銀色の長髪が特徴の、目つきの鋭い年齢33歳の男。

  アルテミス王国軍の軍人で、階級は大佐。

 現在は、アルテミス王国軍宇宙艦隊第三艦隊の旗艦「プロキオン」の艦長を勤めている。



 太陽系テラを中心に急速に勃興した太陽系帝國テラは、名将「ツォー・フォン・アーク」が一代で築き上げた強力な軍事国家である。

 ツォー・フォン・アークが皇帝に即位してから五十年以上経つが、皇帝の優れた軍事的才幹と政治的手腕で、多くの恒星間国家を吸収し、今や人類社会の半分近くを支配する巨大専制軍事国家へと成長した。


 対する共和勢力も、このままでは専制国家に全てが呑み込まれるという危機感から、元々あった3つの強国に周囲の小国が合併する形で、現在、新合衆国(ノイエ共和国)・アルテミス王国・西上国(シヴァの国)の3つの共和制国家が形成され、帝國に共同で対峙(三国同盟)している状況である。


 アルテミス王国とテラ帝國は、近年国境を接する形となったが、国境線のごく一部である上に、両国間にはムーアー国や幾つかの小国家が存在するため、直接の戦闘は、未だ発生していない。

 それに大帝(皇帝ツォー・フォン・アークの尊称)が超高齢者と言われる年齢になったことから、最近の帝國の軍事行動回数が激減していることも影響している。


 だから、旗艦の艦長就任と言っても、艦隊の出動予定が無いので、特にこれといった仕事があるわけでもなく、ルーナ大佐は暇を持て余している状況にあった。


 「暇だな~」

と艦長席に座りながら、ぼーっとしているリク・ルーナ。

近く、演習予定があるとは言え、それ以外出動予定の無い第三艦隊。

 ちょうどリク・ルーナ大佐が就任する直前迄、第三艦隊が国境警備の当番艦隊であった為、長期出動していた見返り代休となっており、出動していた兵士は殆どが休暇中。

 艦内に居るのは新任者と当直担当の兵士ぐらいで、巨艦内は閑散としていた。


 ルーナ大佐が艦長を勤めるのは今回が3回目だ。

 少佐の時に駆逐艦、中佐の時に巡航艦のそれぞれ艦長を歴任しているので、経験はそれなりに長い方である。

 ただ今回は、旗艦の艦長。

 艦隊司令官の中将以下、幾人もの将官が同乗している為、気を遣わなければならないところが、今迄の艦長とは大きく異なる。

 ただでさえ、見た目で「軍人らしくない」と評価されやすいリク・ルーナなので、気遣いが得意な方では無いことからも、今回も短期間で飛ばされそうな予感がしてならない。


 『お偉方とずっと一緒に居なきゃならないのが、旗艦艦長の欠点だな~。憂鬱......』

と少し不遜なことを考えながらも、司令部不在の旗艦を守る役目はあるのだから、軍事宇宙港に停泊中とはいえ、最低限の警戒は艦長としてキチンと行っている。


 そんな感じで椅子を大きく後ろに倒して、くつろいで座っていると

 「艦長」

と部下の士官がやって来て、話しかけられた。

 背もたれを戻してから、

 「どうも。 用件は?」

と確認すると、

 「決裁をお願い致したく......」

と部下は、新任の艦長にやや緊張した様子で、端末を差し出す。


 『俺は目つきが悪いから、ちょっと怖がっているのかもな』

と思いながら、端末に目を通し、サインをして部下に返す。

 「ありがとうございました」

と言って、立ち去ろうとした部下に対し、

 「ちょっと待て」

と艦長のデスクに置かれていた、別の端末の決裁内容について質問する。

 「これは、誰の要望?」

と保留していた決裁内容について質問すると、

 「司令部の誰かだと思いますよ。 副司令あたりじゃないですかね?」

と部下は答えた。


 その内容は、「司令部の椅子の新調」というもので、

  まだ十分使える椅子が気に要らないから交換する

というくだらない決裁だったのだ。

 「これは、司令部の決裁じゃないのか?」

と、乗っているレールが違うのではないかという理由で、ちょっと抵抗してみるリク・ルーナ。

 それに対し部下は、

 「司令部の椅子は、旗艦の備品なので、艦長決裁です」

と明確な答えを示した。

 『新任早々波風を立てるのもよくないか』

と考えたリク・ルーナは、この端末にもサインをして部下に手渡しながら、

 「ありがとう。 これも一緒に持っていってくれ」

と言い、再び椅子の背もたれを倒すのだった。


 その後、鬱屈とした気分を転換する為に、当直士官にその場を託して艦内巡視をしながら、先程のくだらない決裁を思い出し

 『これがアルテミス王国軍の現実なんだよな。

 ノイエ軍も似たような内情だというし......

 まともなのは帝國と常に小競り合い状態のシヴァ軍ぐらいだろう

 こんなので、帝國が攻めて来たら、対処出来るのかよ?』

と改めて思うリク・ルーナ。

 『それに比べて、あの坊やは純粋だったな~

 ちょっと会ってくるか、当番が終わったら

 俺の忍耐心を一新するためにも』

と考えながら、巡視を終えたのであった。



 数日後、副長が旗艦に戻って来たため、リク・ルーナは代わりに休暇を取り、軍事宇宙港を出た。

 官舎に戻って、ひと休みしてから、リウに連絡を取ってみたところ、

 大学卒業に向けた勉強中で、ずっと王宮内に居る

というので、王宮内で待ち合わせをして会う約束をしたのだった。


 翌日の昼過ぎ、リク・ルーナ大佐は王宮を訪問していた。

 出入り口で門兵と入宮許可のやり取りを始める大佐。

 一覧表を確認しながら、

 「大佐は、この来訪予定表に名前がありませんよ」

と門兵は通せないとの一点張り。

 「いや、さっき約束を取り付けたばかりだから......」

 追い返されまいと粘っていると、リウが現れ、

 「大佐、お久しぶりです。 お待ち申し上げておりました」 

と声を掛けてきた。


 すると門兵は、

 「リウ様のご客人でございましたか。 それではどうぞお通り下さい」

と、まだ入宮許可証も出ていないのに、いきなり入宮OKとなった。

 リク・ルーナは、リウに対し、

 「いやあ、王宮ではリウが声掛ければ、全員許可無しでも通れるのか〜」

 「これは、警備上問題かもな」

と冗談めかして茶化したが、リウは取り合わず、

 「大佐、先に行きますよ」

と、どんどん先に進んでしまった。

 「おーい、ちょっと待ってくれ。 まだ入宮許可証が手元に無いから......」

と止まってくれるよう呼び掛けると、

 「王室の方の出迎えがあれば、必要ないですよ」

と門兵から言われ、

 『そういうルールなのか〜。 早く言えよ』

と心の中で舌打ちをしつつも、門兵に感謝の意を伝え、リウのあとを追ったのであった。



 アルテミス王国の王宮は、かなり広いが、共和制国家の王宮なので、華美な飾りとかは少ない。

 王宮で働いている人数もかなり少なく、全体的にガランとした感は否めない。

 リウは、王太子夫妻に預けられている一般人という立場だが、長ずるにつれ、人を惹き付ける素晴らしい容姿を持つようになり、王室メンバーの誰よりも高貴な感じを醸し出している。

 また、身を挺してアルテシア王妃の命を助けた代わりに、自身がほぼ死んだことで、王室絡みの人全てに感謝されているからこそ、門兵も特別扱いしているのだろうと、リク・ルーナは考えながら、リウの後ろを付いて歩くのだった。


 王宮の中庭らしいところで、リウは

 「大佐、ここでどうですか?」

と、話をするには最高の環境と言える場所に案内してくれた。

 この中庭では、王立学校の数名の学生らしい若者達が会話を楽しんだり、勉強をしたりと、リラックスした様子で過ごしており、木々の合間から優しい光と鳥のさえずりが聞こえ、如何にも王宮内のオアシスという場所である。

 「いい場所だな」

とリク・ルーナは賛意を示すと、リウは椅子を引いて

 「さあ、どうぞ。座ってください」

と気を遣った行動を取った。

 「俺に気を遣わなくていいんだぞ。 もう騎兵学校の学生と騎兵隊隊長という関係ではないんだし」

 「これからは、お互い、歳の離れた友人という関係でいこう」

と、気さくにやっていこうと提案するのだった。


 するとリウは、

 「大佐は、よっぽど僕のことが好きなんですね。 わざわざ休みの日に雑談しに来るぐらいだし」

と笑いながら、提案に同意したようだった。

 リク・ルーナはリウの方を見上げながら、

 「しかし、まあ、随分大人びてきたなあ、リウは」

 「だいぶモテるだろ?」

と素直な感想を言ってみると、

 「僕は、超美人だった母の子ですからね~。 最近はだいぶ似てきたらしいですよ。 アルテシア王妃に言わせると」

 「でも僕の知っている母は、心の病で非常にやつれて、美貌を失った感じの時だけですから......似てきたと言われてもピーンと来ないですが......」

と、容姿のことを褒められても、特に気に留めるような様子は無く、いつも通りの自然体だった。


 「俺にもリウの3分の1ぐらいの容姿があったら、もう結婚していただろうになあ」

と半ば冗談半ば本気の言葉を思わず発すると、リウは、

 「大佐はモテないというより、本気で相手を探していないでしょ?」

 「目つきはちょっと怖いけど、それ程悪くないと思いますよ」

 「特にその銀色の長髪、僕は好きですよ」

と、慰めの言葉を頂いた。

 「美形に慰めて頂けるとは光栄なり......」

と冗談っぽく返すと、

 「僕の本音ですよ。慰めでなくて」

と少し真剣な顔して言うので、リク・ルーナはちょっとドキッとしたのであった。


 その後もこのような、どうでも良いような話を暫く続けていると、リウは、

 「大佐は本当に雑談をしに来たんですね? それで大佐の気分が少しでも晴れるのなら、いつまでも付合いますけど」

と言いながら、

 「ちょっと飲み物を持ってきます。大佐は何が良いですか?」

と尋ねられたので、

 「黒色のやつで、砂糖ミルク無し」

と注文。

 リウは、

 「ラージャー」

と敬礼しながら颯爽と、この場を離れて行った。


 その後ろ姿を視線で追いながら、リク・ルーナは、

 「こういう時間は、そう何回もないだろうな」

と、リウは間もなく、アルテミス王国から離れることになるだろうから、お互い会う機会が無くなっていくのだろうと予想し、

 「暫くは、このような時間を大事にしよう」

と素直に改めて思うのだった。



 リウは、暫くして飲み物を2つ持って戻ってきて、

 「はい大佐。毒入りです」

と冗談を言いながら、コーヒーを差し出した。

 リク・ルーナは、

 「毒入り、有り難く頂きます」

と言い、一口啜った。

 「そういえば、大佐。旗艦の艦長席の座り心地はどうですか?」

とリウが尋ねると、

 「普通の戦艦の艦長だったら、上官が居ないから寛げるのになあ」

 「上官が沢山居ると思うと、少し窮屈だね」

とちょっと残念そうな顔をするリク・ルーナ。


 ここでリウは、突然、

 「近いうちに、帝國軍が出動するみたいですよ。シヴァ国方面に」

 「えっ、本当か? どうしてリウが知っているんだ?」

 「超極秘情報ですよ。 まだ確定では有りませんが」

 「軍が出動する前には、物質の調達とかがあるでしょ? アーゼル財閥にはそういう情報が入るんですよ」

 流石に、びっくりするリク・ルーナ大佐。

 「民間企業の情報網も凄いですからね。 軍の情報網に引っ掛からないようなものも入る時が有るんです」

とリウは種明かしをした。


 更に続けて、

 「今回、帝國軍が動き出せば、西上国のシヴァ丞相は、盟約に基づき、速やかにアルテミス王国に援軍要請します。 多分2個艦隊の応援要請ですね」

 「そして、アルテミス王国軍司令部は、第三艦隊と第六艦隊の出動を決定します」

 「早速ですが、大佐の出番でもあります」

と予言のようなことを続けて言うので、リク・ルーナは驚きの連続だった。


 「第三艦隊司令官のサーパス中将は、戦歴は長いといえ、実績が少なく、実戦能力に疑問があるので、もし激戦になったら大佐、気を付けて下さいね」

 「第六艦隊司令のシン少将は、まあまあの実戦能力ですね。 イザとなったら、第六艦隊をあてにしてください」

とアルテミス王国軍の艦隊司令官の能力分析迄してみせた。

 「こんなところで、無能な上司の拙い戦闘指揮で、十数年後のリク・ルーナ中将を失う訳にはいきませんから」

と、何かの確信を持っているような言い方をするリウを見て、リク・ルーナは益々言葉を失うのだった。


 暫くリク・ルーナは黙っていたが、

 「リウ、一つ質問が有るんだけど?」

 「構わないですよ」

 「もしかして、ヴィジョンを見たのか?」

と聞かれたリウは、

 「見ていないです。 今回は純粋に色々な情報分析の結果です」

と答えた。


 「今回、帝國軍が動こうとするキッカケとなったのは、国境の一星系が帝國の執政官の圧政、特に重税に反発し、シヴァ側に寝返ったことです」

 「大帝は、この執政官を召還し、大帝の代理で政治全般を統括している皇太子が執政官を公開処刑しましたが、それでもこの星系が帝國に復帰しようとしない為、面目丸潰れの帝國が懲罰を加えようということになったようです」

と、戦さが発生する原因を教えてくれた。


 「帝國軍の指揮官は、老練の名将「ウォルフィー」」

 「副将は、五大将のひとり「イルバーン」となるようです」

 「出動艦隊数は5〜7個艦隊、8個艦隊動員とも言われています」

 これが現在、僕が知っている情報です。


 「共和勢力側は、名将シヴァ丞相が直接指揮するとは言えども、相当な激戦となるでしょう。 アルテミス王国軍は艦隊全体的に経験が少ないので、くれぐれも気を付けて下さいね」

 「気を付けてどうなるものでも無いですが......」

と、少し心配そうな様子で大佐を見つめるリウ。


 「今回の雑談ではリラックスして貰うため、戦が始まりそうなことを話すつもりは無かったのですが、さっき飲み物を調達する為、部屋に戻った時に、新しい連絡が財閥の方から入っていて、ほぼ確定情報となったので、お話することにしました」

と、本当に申し訳なさそうな顔をしたので、リク・ルーナは、

 「そんな顔する必要は無いよ」

 「それより、流石だなあと思ってさ」

 「情報収集と正確な分析は、名将への第一歩だからさ」

と、リウを褒めた後、

 「とりあえず、コーヒーを飲んでから出動のことは考えることにするよ」

と鋭い目をより光らせていた。




 リク・ルーナ大佐が王宮から帰宅するのを見送った後、部屋に戻ったリウは、改めて財閥からの連絡内容を確認した。

 それはお祖父様からで、

 「リュウ。 お前ももう16歳だ。」

 「跡継ぎ候補からは外れても、財閥の重要な一員であることに変わりはない」

 「今回、アーゼル財閥はアルテミス王国軍の出動に際し、物資の補給を全面的に請負う予定となっている」

 「第三艦隊と第六艦隊の補給物資の契約とその交渉を、リュウ、お前が担当するのだ」

 「せっかく、アルテミス王国に居るのだから、これも経験だ。 アルテミス王国の本店の方にはそう伝えてあるから、本店に行くように」

 「交渉の詳細はお前に全部任せるから。 値切り過ぎて赤字にするなよ」

というものであった。


 因みに、リウが本名でリュウというのは女性の人格の名前である。

 人格が2つ有るので、使い分けをしている。


 数日後、本店の担当部門と打ち合わせをした後、リュウ・アーゼルとして、財閥本社から派遣されて来たディオ・アイザール、サガラ・ソーラと一緒にアルテミス王国軍の参謀本部の建物に入り、補給担当ウノ少将と交渉に入った。

 「初めまして。 補給物資の件で今回アーゼル財閥側の交渉担当をさせて頂くリュウ・アーゼルと申します。 よろしくお願い致します」

とリュウが挨拶をすると、ウノ少将は、

 「こちらこそ、よろしくお願い致します」

と言ったのち、

 「今回、財閥一族の方が代表で交渉に来られると聞いておりましたが、あまりにも美しい方で、びっくりしました」

 「これでは、こちらもあまりみっともない値切りは出來ないと、諦めてしまっていますよ」

と、冗談めかしながら、早速交渉に入るのだった。


 無事交渉が終わって、リュウ・アーゼルが帰ろうと参謀本部の玄関付近で立ったまま、最終手続きをしている財閥関係者を待っていると、後ろから

 「リウ?」

と声をかけられた。

 聞き覚えのある声なので、リュウには誰だか直ぐに分かったが、直ぐには反応せず、さり気なく、声を掛けて来た方を見ると、やはりリク・ルーナ大佐がこちらに向かってきていた。


 大佐は、声を掛けた人が振り返ると女性だったので、人違いだと思い

 「失礼致しました、人違いをしてしまったようです」

と言い、そのまま戻ろうとしたが、ここでリュウのイタズラ心が沸騰してしまった。


 「お待ち下さい。 どなたと勘違いされたのですか?」

とリュウは確認する。

 「知り合いのリウ・プロクターです。 貴方に後ろ姿が似ていたので、間違えてしまいました、申し訳ない」

とリク・ルーナ大佐は改めて謝罪する。

 するとリュウは、

 「リウと私は同じアーゼル一族なので、だいぶ似ているのだと思います。 気になさらないで下さい」

 「それよりも、間もなく戦が始まります。 ご自分の判断を信じて行動してください。 ご武運を」

と挨拶をしたところ、財閥の若手ホープであるディオ・アイザールともう一人の社員が合流したので、軽く会釈をして、颯爽と参謀本部をあとにしたのだった。


 リク・ルーナ大佐は、女性の最後の言葉に少し驚いていたが、

 「確かにリウだと思ったんだけど......瞳の色が違うし、別人に声を掛けるなんて、ちょっと疲れているのかな」

と思い、出動の準備に改めて取り掛かるのだった。


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