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宵闇

作者: 人間詩人

宵闇辺りからの心は

冷たくて 温もりを

一生懸命に探している

それでも冷たさは

言うことを効かずに

しんしんと寒いだろうと

話し掛けて来る

私は逃げ場のない寒さから

一生懸命に布団に潜り込みながら

ここなら寒さも届かないだろと言ってやる 寒さに

しかし寒さは数ミリの隙間から入り込みながら

どうだ寒さは自由に入り込めるんだと 言い張る

この攻防戦は寒さの勝ちらしいなぁ

私は寒さが居なくなる

春までは寒さに乗っ取られながらも

暮らせねばならぬと

心の奥深くで 呟く

もう少しだよ

もう少しだよと

心の支えが呟いてくれている

心細さは 少しだけ解消された気分になる

さてさて もう一度

しっかりと布団に潜り込みながら

寒さを肌で感じながら

冬の季節を過ごすことにしようか

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― 新着の感想 ―
[良い点] 確かに冷気って、ちょっとした隙間から忍び込んで来ますよね。「どうだ寒さは自由に入り込めるんだ」とドヤってしまうのにも納得です。布団は戦友ですね。
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