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異世界転生?自力でやれ。  作者: 太平洋の嵐
3/9

俺様とニート神とタイムスリップ

「あ、そうそう。もうすぐ時間だから、んじゃ、ばいばい」

「はぁぁぁああああああ!?」


目が覚めると、元いた世界に戻っていた。さっきのは夢なのかな、と思ったが、生憎違った。俺は実際に死んでいた。道端につったってる婆さんに手を振ったが、手を振り返してこない。

(やったぜ。女湯覗き放題だ!)

はぁ。とにかくマイホームに戻るか。ホームと言っても、マンションだがな…一人暮らしだし…寂し。


俺はマンションに徒歩で帰ることにした。てか徒歩しか移動手段がないんだがな…


マイホームについた。

しかし、もうマイホームでは無かった。マンションには他の人が入っていたのである。

でも、俺は視認出来ないはずなので、とにかく入ってみることにした。


ガチャッ


「お帰りー。」

「ただいまー………はぁ!?」

誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰なんだぁっ!

「あんた、俺が見えるのか?誰だ?あんた。」

「もー忘れたの?引きオタニートネトゲ廃人童t…」

この声と、あからさまな悪意…まさか…

「はいもうそこまででいいです。糞ニートディオネさんよぉ」

「デ・ィ・オ・ネ・さ・ま、でしょ」

「誰があんたに様付けすると思ってんだ!このニート神が!

後、何故ニート神がここにいるんだ?」

「この心優しいニーt…じゃない!

てかなんで糞ニートのあんたにニートって言われなきゃいけないのよ!

で、なんで私がここにいるかって?

まぁ、結論から言うと、あんたの異世界転生手伝うって言ったよねぇ。もー忘れたの?

それで、このディオネ様が来てあげたって訳。」

来てあげたってなんだよ!来てあげたって…

「いちいち説明がなげーんだよ。つまり、ニート神が俺の異世界転生を手伝う為にここに来たって訳。これで良いか?」

「あんたにしては理解が早いじゃない。あと、ニート神言うな!」


は?ニートだし。実際w

あれ?でも働いてる、のかな?これは。


「んじゃ。早速取り掛かるぞ!ド貧乳神様!」

「だーれーがー貧乳ですかー!」

「だって俺から見てもAAだぞ。」

「AAじゃ無いし!Aだし!……ハッ!何言わせてくれんのよこのド変態!」


いや自分で言ったじゃん…

やっぱりニート神の方がしっくりくるなw


「そろそろ俺の過ちの数を教えて頂きたいのだが…」

「そうよね。じゃ、教えるね。」


ニート神が、なんかパッド(胸パッドでは無い)を出して、調べ始めた。

こんなのあったんだね…あれ?なんか顔が真っ青になって…

そしてこっちを向いて、ニコッと笑った


「じゃー発表します!あんたの過ちの数は……ジャカジャカジャカジャカ...デン!」


御大層な効果音だこと。


「100個!キリのいい数でよかったわねww」


は?


「はぁぁぁああああああ!?いや100個っていくらなんでも…嘘だよな…」

「はい!そんなの言ってないで早く取り掛かる!ほらほら!」

どんなテンションなんだよこいつ…

「は、はぁ…(本当にうまくいくんだろーか…?)」

「じゃーまず1個目!一番簡単なのだから、うまくいく!…と思う!」

「なんで『…と思う!』なんだよ…まーやってみるわw

「内容は、小4の時にサッカーボールが当たって、キレたことだってwww。そっからあんたの友達関係が潰れたのねww」


結論。

・こいつウザい。


「たーしーかーにー自分でもダサいと思ったけど…いくらなんでもそんなに過剰反応しなくても…ねぇ。」

「だっ…だってぇぇーwww。遊びだよ!遊びに本気になるなんてww...ダッサww」

最後の『ダッサ』いらなくね?

「ほんっとウザいな。お前。でも、確かに簡単だな。んじゃいくか。」

「それじゃ。『時間歪曲』!」

名前ダセェな。

何もかもダセェ。コイツ。

……あ、俺もか。



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