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惰性垂れ流し  作者: 残り45分8秒
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007

トイレというのは非常に俺にとってホームよりもホーム、むしろ自分の住んでいる家がアウェーと言っても過言ではないが、トイレの個室が一番落ち着く場所であると俺は、あくまで俺はそう思うので、異論反論質問口答えその他諸々あっても俺は無かった事にするので俺に意見しても無駄であることを皆知っておくべきだと思うのだが、どうにもそうは行かないらしく、俺になんか言えば変わるのでは、と言葉で説得されても馬鹿だからよく理解できないのでやめてもらいたいし、それだけではなく肉体言語で語られても俺が使えるのは拙い日本語であり、それ以外の言語は一切通じない頭脳をしているので諦めてもらおうと現実から目をそらし、そういえば俺はいつも目をそむけることばかりしているので今更現実逃避なんてやっても意味がない、現実から逃避して更に現実逃避すれば一周回って現実を見ていることに変わりはなく、じゃあどうしようもないではないかとわかったので、現実、目の前の従妹を見て、従妹が見ているところが俺の目ではなく、少し下を凝視、一体何を見ているんだと下を向けばチャック開いてる、社会の窓が全開というやっべやらかしたと直して今トイレ空きましたよと従妹に譲ると部屋へ駆け込んで、ドアを閉めて少し落ち着けよと自分に言い聞かせ、そう、これはきっと夢、俺の人生全部夢、早く目覚めて元の人生に戻らないといけない、なのになんなんだよこの状況、残念、夢じゃありませんでしたと言わんばかりの顔をした目の前の従妹は、というところで、目の前に人がいるとは全く気づいていなかったことに気がついたというのはこれなのかと初めて知った気がしなくもないが、初めてかどうかはさっぱり覚えていないので仕方無いことにしておき、従妹を見ると、やはり女の子というのはとても変わるもので、数年会ってなかっただけで可愛らしく成長していたので、うちの血筋でよくもまあこうなってしまったものだと思うのだが、きっと他方の血筋が良かったのだろうと納得して、今の状況は一体どうなっているのか少し確かめてみたら、なんだ、抱きつかれているという状況のようで、姉がどこかへ行ってやっといい感じに過ごせそうかな、とか思っていたのになんだろうかこの仕打ちは、神を恨まざるを得ない、どうして神様がいることになっているのだろうか、神がいたらもっとまともな人生送れていただろうに全くもって世の中は不公平で、理不尽なのだから人間みんな平等とか不可能なことで、悪平等ならできるのだからちょっと訳がわかんないのですが、そんなことを考えているのがまずかった、いやもう本当に最悪の事態があと少し遅れていたら起こっていて、気づけば従妹の顔が近すぎて、先程の年増より若いがまだまだ若いのを私は求めているのだと、俺に近づきたいならロリをもってこいと言っているのがわからないか、いやまあ実際持ってこられても困るんだが、要するに近づかないでくださいお願いしますという意味なので真に受けないでいただきたいし、一人にして欲しく、別に傷心中とかそんなのではなく人と関わることがどれだけ難しくめんどくさいか、分かっていないからそんなことをできるのだと、これも人のことを考えず、むしろ偽善だと、そう言っても過言ではなく、俺は思い切り従妹を突き飛ばし、なんか汚い純潔を守りきることに成功、俺は今も綺麗な身体でいますと、いらない童貞宣言の後、いや口に出してはいないが、俺は近親相姦はだめで、確かに従妹なら法律上可能ではあるけども、俺の精神上無理であることに俺は絶対で、絶大の自信があり、どれくらいの自信があるかというと、自分には才能がないという自信くらいにはあるのでこれは相当の自信だと言えるのだから、もう自分でも何を言っているのか分からなくなってきたが、俺が言いたいのは俺に平穏と言う名のニート生活をさせて欲しいということで、自分でも最低なことを言っていると分かっているけど止められない、まるでえびのやつのようで、ならもしかしてお菓子を食っているのもニート生活に当てはまるのでは、なんて言ったら大人の人達に怒られそうで、とりあえず従妹を部屋の外に出して、俺は久しぶりに眠ることにした。

2000字いかなくてよかったと不思議と安堵してます。そろそろ終わりが近づいているので、よろしくです。

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