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新しい朝が来た

今回から少し書き方を変える予定です。

・・・知らな・・・くもない天井だ。

やはり夢ではなく現実だったようだ。それにしても昨日は椅子で寝ていたはずなのだが・・・。

少し重い体を起こし、机の方に見やる。英霊全書が机の上に置かれていた。

代わりにレヴィの姿が見えない。


「ここに居るわよ。」


唐突に脳内に声が響く。


「びっくりした……全書の中に戻ったのか?」


「私の名前が書かれていたところの横に数字が書かれていて、その数字が0になったら本の中に戻されたのよ。」


有効時間は明記されているようだ。それなら唐突に消えたりしない分、管理がしやすいだろう。


「成る程……で、なんで俺はベッドで寝ているんだ?」


「……察しなさいよ。」


わざわざ気を利かせて代わってくれたのだろう。レヴィはなんだかんだで優しいのかもしれない。



「そうだ、全書に書いた質問の答えが来てるかも。」


机に置いてあった全書を手に取り、昨日質問を書いたページを開く。

開いてみると、昨日書いた時よりも文章が増えていたので質問の答えが書かれているのだろう。不思議な光景に少々驚きつつも、内容に目を通していく。


------------------------------


質問① レヴィのように他の英霊が俺の体を勝手に動かすことは可能か。


結論から言えば可能。ただし、その英霊との親交が深まっていないと不可能。

出会ってすぐのレヴィが動かせたのは君があの時彼女を便りにしていた事

、僕がある程度君と彼女とのリンクをつなげていた事の2つが原因だね。


質問② レヴィを下ろした事による性格、行動への影響が感じられないが実際に変化があるのかどうか。


影響は有るよ。考えてもみなよ、今まで地球で何一つ不自由なく平和に暮らしてた君がいきなり異世界に飛ばされて見らぬ土地で、見知らぬ人に話しかける事が出来たかい?

ましてやヒュージバグを見て平気でいられるかい?

魔法を受け入れられたかい?

それが出来たのは彼女の勇気と、魔法の知識、常識の影響を受けていたからさ。彼女が居ることで一人じゃ無かったというのもあるだろうけどね。


質問③ 呼び出した英霊を途中で戻したい場合の方法


これは簡単。全書の名前をなぞりながら「戻れ」と念じるだけ。戻した後にすぐに他の英霊を呼び出すことも出来る。


あ、そうそう他の英霊を全書に登録する方法だけど基本的に君の戦闘経験に応じて順次開放となるタイプと子孫との遭遇や伝承を紐解いてく事で開放されるタイプの2つに分かれるよ。この街にも一人、登録出来る英霊が居るとだけ伝えておくよ。楽しみはとって置かなくちゃね。



------------------------------


何が楽しみだこの野郎。

だけど確かに異世界に馴染むのが早すぎたとは思う。

それがレヴィのおかげだと考えると自分はレヴィにおんぶに抱っこである。

少しは自分でなんとかしなければいけないな・・・


「あんた、ヘタレだったのね……」


うるさい。


「ほっとけよ。それより今日はギルドに行くついでに街を見て回ろう。」


「物価がわからないものね。」


俺は宿の外にあった井戸から水を組み上げ顔を洗うと宿のおっさんに一言、夜に戻るとだけ伝えこの街の探検に向かった。




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