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一狩り行こうぜ

ト○ワの森ってBGM怖いよね。

あと会話中の「・・・」を「……」に変更しました。おかしい場合は元に戻します。

更にレイヴェ→レヴィへと変更です。次からはしっかり設定纏めてから人物を登場させることにします。

鬱蒼と生い茂る森、風が木の葉を揺らして静かな森に音楽を奏でていた。


「ここがヒュージバグの出る森か。」


「やっぱりこういう森は落ち着くわね。」


「魔物が出るような所で落ち着けるのがすげーよ。」


「魔物避けの結界貼っておけば平気よ。」


「もしかしてレヴィってこういう場所に住んでたのか?」


「確かに似たような場所に居たのは事実だけど、こことは限らないわよ。」


「森で一人ぼっちだったんですね分かります。」


「いっぺん死んでみる?」


「ごめんなさい。」


第三者から見れば奇妙な一人漫才をやっているように見えただろう。



「あそこになんか居るわよ。」


「本当だ、ヒュージバグかもしれないし行ってみるか。」


「今から寒気してきたわ…」


そう言って茂みをくぐると開けた場所に大きな物体が3匹ほど佇んで居た。


「あれがヒュージバグか…でけーな、膝くらいまであるぞ。」


「気持ち悪…」


不思議と落ち着いている自分が居た。現実味を帯びてないデカさがCGのようにも見えるからこそ危機感を感じないだけなのかもしれない。


「依頼内容は体液を採取だったな…まずは倒さないとだめか。」


「私の出番ね、吹き乱れし風よ…」


「あ、おい!」


遅かった。突き出された俺の手から放たれた風の刃は前方で草を美味しそうに食べていた一匹のヒュージバグをグチャグチャに引き裂いた。体液が飛び散り、水たまりを作り出す。


「……」


「……」


「ピギィィィ!」


「ピィィ!」


同胞をズタズタにされた二匹がこちらを睨む。


「……レヴィさん?」


「……正直、悪かったと思ってるわ。」


そうしてるとヒュージバグ達が頭から赤黒い角を出し始めた。


「でっかくなっても所詮は芋虫か。」


そう言って一匹の横に周り、依頼者を通してギルドから貸し出された瓶を持ちながら、同じくギルドから貸して貰った桐をその柔らかい体に突き刺す。


「ピィ?」


一瞬体を震わせたが小さく、しかし致命的なその穴に気づいては居ないようだ。


「悪いが仕事なんでな、頂いていくぞ。」


そういって穴を摘んで噴き出した体液を瓶に注いで行く。依頼のノルマである二本目が満タンになったあたりで瓶に栓をし、こちらに来た時から身に付けていたメッセンジャーバッグに詰め込んでいく。


「まだ残ってるけど瓶を持ってないしな……」


瓶すら満足に買えない状況にため息をしつつ、その場を立ち去る。


一匹残されたヒュージバグはその襲撃者を睨みつつ、ただただ鳴くだけであった。

恐竜が住んでいた頃の地球には2~3メートル程もある大きなトンボが居たとか。

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