表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/22

お金がザックザック

うまうま

ウマウマ

旨旨

 午前9時(土曜日)東京競馬場(晴)


 グダグダしてても仕方がない、飛ばして行くぞ!!

 察しの良い奴は2行目で。察しの悪い奴も2行目で察しろ。



 第1レース 4-7-2 4200円  パス


 第2レース 9-3-1 15600円  パス


 第3レース 6-5-4 5800円  パス


 第4レース 2-1-5 48700円  パス


 第5レース 10-5-14 67300円  パス


 第6レース 11-3-1 9700円  パス


 第7レース 7-3-15 563900円  もう一声


 第8レース 1-2-3 3600円  パス


 第9レース 16-10-1 1270000円  これだ!!



 100万馬券はそれなりに出るってのは本当らしいな。

 このまま家のベッドでぐっすりして②に行くぞ!!








 午前9時(土曜日)東京競馬場(晴)


 さて、忘れる前に第9レース(三連単)16-10-1にのぐっちゃんをベットだ!!

 えっ? のぐっちゃんじゃなくて、ゆきっちゃんで行けって?

 わかってないなワトンン君。この俺にゆきっちゃんがあると思うか? 俺のゆきっちゃん達は必要としてる人達の所へ旅立っているんだよ。

 その金欠うんこマンとも今日でおさらばだけどね。うんこマンは消えんか。


 程なくして、東京第9レースの結果が出た。言わずもがな見事的中。

 たった2分そこらで1100万程の大金を得ることができたのだ。所詮(しょせん)のぐっちゃん程度だし、そこまで投票数に変化はない。

 のぐっちゃん1人でゆきっちゃんの大部隊が寝返った事実が重要なのだ。


 これだけの大金があれば天瀬さんへのお礼も弾めると言うものだ。グヘヘヘ

 あの期待していなかった目を困惑の目に変えてやる。



 大金を手にして浮かれていた俺は、すぐに天瀬さんに連絡した。


 『明日の日曜日にお礼としてご馳走したいんですが、空いてますか? それと食べたいものってあります?』


 メールしてから直ぐに返事が来た。


 『大丈夫ですよ! それより給料日前なのに大丈夫ですか? 食べたいのは勿論お肉です! 私、遠慮しないので☆』


 『遠慮なんてしないでください。お肉ですね! そしたら18時に〇〇で待ってますので!!』


 『わかりました(`・ω・´)☆』



 よし、天瀬さん誘えたし店の予約でもするか。

 【鉄板焼き 高級ディナー】で検索してっと、結構出てくるな。それにしても高級って中でもピンキリやな。まぁーそのお店のオーナーが高級と思ったら高級な訳だし、捉え方は人それぞれだしな。

 俺からしたらスーパーに売ってる【薄切りタン 980円】も高級だし。


 問題はどこの店が美味いかだ。多分俺の舌はここに載ってる店ならどこも美味いと感じるだろう。

 それは俺の舌がエコノミーなだけであって、天瀬さんは違うかも知れない。

 そんな時はどうすればいいのか? 答えは簡単だ。


 高い所を選べばいい。


 値段が高いだけでいい物だろうとか、美味しいだろうとか値段が五感にスパイスをかけてくれる。

 現に、それまで全く売れなかった物を値上げしただけでバカ売れした事があるとかないとか。

 何が言いたいかと言うと、俺には善し悪しが分からないから値段のスパイスを借りようと言う事だ。




 【コース料理のみ 乾杯用シャンパン付き 2名様 9万円でご予約完了致しました。来店お待ちしております】




 これで完璧である。

 それではおやすみ〜……すぴーすぴー



――無の空間――


 勿論メインデータの②に進みマース!

 日曜日行ってみよー!!

読んで頂きありがとうございます。

私、僕、頑張ります!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ