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「猫」  作者: 七星瓢虫
6/19

6

「猫」の性格は大きく分類すると六種類らしい


甘ったれの寂しがり

のんびりとして大人しい

敵対的で友好的 挙句(あげく)、気分屋


小聡明(あざと)(かしこ)悪戯(いたずら)()

穏やかで優しく、社交的でさくい


()の、()れも当て()まるようで

()の、()れも当て()まらないような気がする


()る時は()

()らない時は()らない


()飄飄(ひょうひょう)とした性格の少年に少なからず

誰も彼も振り回され、誰も彼も魅かれていた筈だ


そんな「(やつ)」が転校生である自分に

休み時間の時といい

移動教室の時といい付かず離れず(かたわ)らにいるのだ


少年の行動に誰も彼も「無関心」ではいられない


何時(いつ)しか同級生との会話が増える

何時(いつ)しか同級生との放課後の約束が増える

何時(いつ)しか少年の姿を知らず知らず探す自分に気が付く


()れでも今いる場所に


共感等、持てない自分は

興味等、持てない自分は此処(ここ)にいるべき人間ではないと思っていた

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