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1章2話

マイペースに更新していきますよ^^

 翌日、私が教室に入るとなにやら騒がしい事になっていた。

 どうやら冴島君が2週間の停学処分になっていたそうだ。クラスはその話題で持ちきりで朝のHRでその事を伝えてきた林先生はどこかしてやったりで満足気な顔をしていた。

「ねぇ京子、なんで犯人が冴島君ってわかったのかな?」

「証拠はないみたいよ?林先生が職員会議で犯人は冴島だ!って押し切ったみたい」

「うわヒド!なんか嫌ねそういうの」

「でも、それだけじゃないのよー。

昨日クラスの男子が中年の女性と援助交際してる冴島君を見たらしいの。先生にはまだ伝わってないみたいだけどね」

「援助交際!?」


 援助交際・・・

 その単語に私は少しビクッとした。私が昨日みた冴島君は援助交際真っ最中だったのだろうか。たしかに高校生が中年女性に囲まれて街中を歩いていたら目立つし、そう見えなくもないがどこか違う気がする。

「その話ホントなの?」

 そう京子に尋ねると所詮は噂だからと返されてしまった。

 学校内なんてものは少しの非日常で刺激的な事があればすぐに噂が立つ。しかも入学して3ヶ月で事件だ。

 盛り上がらない訳がない。

 私は少なからず彼に同情しつつも、その日は彼を話のネタに盛り上がるクラスメート達の輪に入っていった。

 この日は彼の話題であーだこーだと生徒間で盛り上がり、授業はあっという間に終わり、ちょっと得した気分になった。


 今日は部活が休みなので、京子とバスケ部の友人アズちゃんと新宿まで買い物に行くことにした。

 夏休み前という事もあっての水着を見たり、流行ブランドの新作を見たりとそれなりに楽しい時間を過ごした私達は休憩がてらに喫茶店でお茶をしていたら案の定、冴島君の話になった。

「タバコの話はともかく援助交際はヤバイよねー!」

「意外よねー!大人しそうな顔してるのにやることは大胆ってやつ?」

っと切り出したのはバスケ部で仲のいいアズちゃんだった。京子がニュースで聞いたことのあるようなセリフで相槌をうつ。

「実は私さ、昨日駅前のデパートから冴島君がおばさん達と出てくるとこ見たんだよね」っと私が言うと2人はどうだった?援助交際だったの?と興味津々に聞いてきた。

「ん〜正直な話、確かに仲は良さそうだったけど、援助交際とかそんな風には見えなかったのよねー」

「なんだーガセかー!つまんなーい」とアズちゃんが興味を失ったのがすぐわかった。

「でも冴島君って謎よねー!クラスメートや同級生と仲良くしてる感じないし、クラスではなんか暗いし、部活も入ってないみたいだし、そのくせオバサンと仲良いとかさ」っと京子が彼の印象を喋っているとアズちゃんがニヤリと不気味な笑みを浮かべた。

「あらあら京子ちゃん、京子ちゃんは謎多き男子が好みですかー!私クラス違うからあんまよく知らないけど彼ってけっこう整った顔してるじゃない?凛々しいって感じ?」

「やめてよアズ!確かにクラスの中じゃ格好良いほうだけど、なんか根暗そうじゃん?自分の世界に入ってくるな的なオーラ出してる感じ?」

この発言に私は思わず笑みを零した。

「京子は相川君一筋だもんねー!昨日カラオケの後どうなったのかなー?」っとからかう。

 すると京子は急に畏まるように背筋を伸ばして、

「その事で実は報告があるんだけど・・・」っと態度を変えた。

「実は・・・私・・・相川君と付き合うことになったの・・・」

 もじもじと恥ずかしそうに打ち明けた京子に私とアズちゃんは思わず京子に抱きついた。

「おめでとー京子!」

「やったね京子ちゃん!」

 京子はありがとうと照れながら頭を掻いた。

 しかし相川君・・・ってけっこう軽薄なのかな?昨日は私に告白まがいのこと言っておいて

その日のうちに京子と付き合うなんて・・・。

 まぁ、私はどうでもいいけどねー。

 その後は、京子から告白はどっちから?など洗いざらい吐かせたりして気がつくと時刻は午後8時を回っていて、その日はこれで解散するこになった。


 帰りの電車を待っていて、ふと気がつくと携帯に着信があるのに気づいて私は電話をとると久しぶりにあの人の声を聞いた。

 私は新宿の街に戻るように急いでプラットホームを出て行った・・・。



後書きです。

書くことがありません。

あ、ありました!

クールビズという名目の経費節約で勤め先のエアコンの使用時間が減りました!

さらに社内の自販機が有料になりました。

声を大にして言いたい!

「パソコンが熱暴走しないくらいにはエアコン使わせろや!!!」

ハイ愚痴です!

すいませんでした。。。




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