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第2話 キャラクター設定、再び

 漫然とキャラ設定を作ってもやる気が出ない。

 だもんで、教材を用意する事にした。


 『ポリゴンスキルは超絶チートでした』という小説を書いているんですが、上手く書けた感じが全然ない。

 それで改訂しようと思った。

 改訂するにあたってキャラ設定、世界設定ぐらいはちゃんとした物を作っておこうと思う。


 それで実際に作業に掛かる訳だが、この前はキャラ設定を作ってないと言ったがあれは半分嘘だ。

 名前ぐらいは決めているし特徴を5行ぐらいは書いている。

 それを叩き台にして始めますかね。


 主人公はディザと言うのだが、容姿などは決まっている。

 ここは容易い。

 ギャップのところにやってきた。


 能力はポリゴン。

 この能力に関係したギャップというと実は像を作るのが上手かったというのを思いついたが。

 ギャップになってない。

 逆の物凄い下手というのもしっくりこない。

 能力のギャップは難しい。


 職業に注目してみた。

 前世の職業がプログラマー。

 プログラムを組むと必ずバグを生むとか考えた。

 これが良いんじゃないか。

 付いたあだ名が無限ルーパーウーパー。

 どんなプログラムも無限ループにしてしまう。


 魔法は時間で消えるけどここで異能が炸裂。

 無限ループで永久に消えない。

 良いんじゃね。


 ただね。

 これ普通に魔法使いで良いんじゃとも思わないでもない。

 ポリゴン要らない。

 そこでだ。

 この世界魔法が広く使われている。

 主人公は魔法が無限ループして発動しない。

 ポリゴンのアニメーションなんかはプログラムと似たような物だが、プログラム要素は少ない。

 だから、上手くいったとしよう。


 ギャップというには正反対の要素を設定しないといけない。

 プログラムの腕はボロボロだが、数学の天才だとか。

 そういうのだ。


 主人公の関わったプロジェクトは絶対に成功する。

 この設定でいこう。

 主人公は足を引っ張るが、全体では何故か寄与している。

 これは運がいいとかそういうのだな。

 座敷童的な人物にしよう。

 座敷童はいたずらで足を引っ張るが家を栄えさせる。


 主人公はバグで迷惑を掛けるがプロジェクトは成功に導く。

 つまり自信満々だが、ポンコツで失敗して、そして何故か成功する。

 面白いかこれ。

 まあ、お試しという事で。

 これに関連したエピソードのプロットを書かないといけない。


 書けたよ。

 そこでサブキャラに移る。

 サブキャラのギャップが面白いと言えばアニメにもなった某ファンタジー。

 マゾの聖騎士に。

 火力馬鹿の魔法使い。

 ポンコツ女神とギャップがてんこ盛りだ。

 主要な要素以外にも細かなギャップを設定している。


 サブキャラにもギャップがあると物語が書き易くなるのかな。

 まあ試しという事で。


 ヒロインから設定する。

 優秀な所は誰とでも仲良くなれる商人。

 駄目な所はポンコツな物を買って来てしまう。

 それをアイデアに主人公が使える物をポリゴンで作るというのはどうだろう。


 例えばホース。

 水を中に容れてタルを二つ繋ぐ、高低差があると水は低い方に流れる。

 これを自動水汲み器と騙されて大量に買ってきてしまう。

 それを見て主人公がポリゴンでポンプを作って事なきを得る。

 そういうエピソードを随所にちりばめる。


 こんな感じでどうだろうか。

 うん、書けるな。


 他のサブキャラ全てにギャップを設定するって大変だな。

 でも手は抜かない。

 これが完成したら、次は主人公の成長要素だ。


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