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「旦那… 奴隷を買うのか?」


メイドロイドと別れて、アリス達の処に転移したら…


「おかえり… アイナおねいちゃんがふえた!? しらないおねいちゃんもいる?」


「帰ったか… 旦那、ジャンヌはどうした?」


「それがな…」


「私が、ジャンヌです」


「「「「「え…」」」」」


とりあえず… 目的を果たし、ジャンヌがアーリアの身体と融合した事とイーリア王女が一緒に逃げた事を話した。


「王女様が二人… この後はどうする気よ?」


「私は旦那様の力で生まれ変わったので、王女ではありませんよ?」


「私も… お姉様と同じ様に扱い下さい」


「とは言え… 急に庶民の振る舞いは無理があるでしょうね…」


「しばらくは… アリスの教育係として、この世界の事と最低限の礼儀作法を教えて貰う。二人には、その間に庶民の振る舞いの練習をする事」


「「はい」」


「でも… 侍女無しで生活出来る?」


「私は大丈夫だと思いますが…」


「私は… いない事が無かったので… わかりません…」


「その事は… 次の街で何とか出来るかもな… とりあえず、移動するぞ」


 ・

 ・

 ・


「何とか出来るかもって… こう言う事なの?」


「旦那… 奴隷を買うのか?」


「ああ… あの時にLvアップしてな。ステータスに副職の項目が増えてたから… 副職を【奴隷商】にした」


「で… アドルフは解るけど、私を連れて来た理由は?」


「アドルフは護衛で、エルには… 奴隷選びと、場合によっては回復を頼むな」


「なるほど…」


「普通の奴隷じゃなくて、【わけあり】を買うのね?」


「まあ… いろんな種族を見た方が、俺のスキルに有効なのも理由だからな」


「じゃあ、行きますか?」


「さっさっと、終わらせましょ」


「良い子が… いれば良いけどな」


 ・

 ・

 ・


 ~ 奴隷商館 ~


「どの様な奴隷をお求めでしょうか?」


小太りな親父の案内で奴隷達を見ると…


(見た感じ… この辺りの奴隷はダメね。アリス達が危険だわ)


(旦那… 俺も同感だ。コイツ等は目付きが気に食わない)


アドルフとエルが小声で伝えて来たが… 俺も同感だ!


チラっと鑑定したが… ほとんどが犯罪者奴隷だった。


「違う奴隷を見せてくれ」


「解りました… こちらにどうぞ」


この親父… 俺を試したのか? さらに奥に進むと…


「こちらの奴隷達は… 教育がされてますので、中々便利ですよ。そちらは… 子供の奴隷達です…」


小太りな親父が次々に奴隷の説明を始めた。


「多いな…」


「ちょっと… 大変そうね…」


「とりあえず… 見て回るとするか」


かなり多い奴隷に唖然としながら、新たな旅の供を探す事にしたが…


「どんだけいるんだか… 今日中に終ると良いけどな…」


俺の呟きに… アドルフとエルが無言で頷いたのであった…




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