「か、神よ! お許しをぉん! 【堕ちる】! 【堕ちて】しまいます~!!!」
油断した…… 完璧なタイミングだ。
呼び出した金髪碧眼の少女が振るソレは…… 的確に俺の頭蓋骨を叩き砕くだろう。
「二度目……!?」 カッ! ド~ン!!
二度目の死を覚悟した俺を!? 凄まじい光と衝撃が襲う!!
「いっつぇ~……」
衝撃に数メートル飛ばされた様だ……
「これは……!?」
痛む身体を引き摺りながら、元の場所に戻る…… そこには小規模だが、クレーターが出来ていた。
「……砲撃…… でも有ったのか?」
「…! ……!? …」
「あっ! 照明人間!?」
自称【神】の照明人間がクレーターの中心にいた。
照明人間が俺に手をかざす…… 身体の痛みが消える!?
「これで、聞こえるかい?」
「えっ…… あっ! 鼓膜がやられたのか?」
凄まじい光と衝撃のせいで、俺の鼓膜が破れたらしい…… 照明人間が回復してくれたのか?
「【今回も】悪いね…… 【神罰】に巻き込んでしまった」
「おい、【今回も】とか【神罰】とか…… 聞き逃せない言葉が出たぞ! 説明しろ! 自称神!」
「失礼だな。生き返らしてあげたのに…… 彼女を調べれば解るよ」
自称神が指す先に、鈍器を持った手が無くなった…… ズタボロの少女が転がってる……
【キャラクター2】
【名】 エルファリア
【種族】 人間族(元天使) 女 Lv1
【職業】 僧侶 Lv1
【称号】 神の下僕 (キャラクター)
【身体能力】
【体力】 16/16
【魔力】 18/18
【攻撃力】 6
【防御力】 5
【素早さ】 5
【賢さ】 14
【精神】 15
【器用さ】 6
【運】 7
【ユニークスキル】
【神の目(神の監視対象)】
【スキル】
【神聖魔法Lv2】
【棍術Lv2】
【生活魔法Lv1】
【体術Lv1】
【邪気察知Lv1】
【気配感知Lv1】
【神聖学Lv1】
【治療学Lv1】
【薬学Lv1】
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「おい…… 元天使で、お前の監視対象って、どう言う事だ!」
「君が死ぬ切っ掛けになった…… 女神扱いされた天使だよ。君に死なれると困るからね。眷属の彼女を君の近く置いて、君を護ろうと思ったんだけどね……」
「いきなり、殺しに来たぞ……」
「逆効果だったね。丁度良いから、【聖痕】を刻むか…… はい」
自称神の照明人間が、ズタボロの少女に手をかざす!? ズタボロだった少女がきれいになっていく…… 失った右手も復活してる。
「これで…… 大丈夫。起きなさい」
「私は…… お前! お前のせいだ! 死ね!? うあぁん!」
「何をしてるんだ。君は?」
「うぁん…… か、神よ…… 何故、何故です! 何故に、その無能を庇うのですか!? あひぃ~ん!」
「説明したよね? 聞き分けの無い子で困る…… いっそう、【堕ちて】みるかい?」
「か、神よ! お許しをぉん! 【堕ちる】! 【堕ちて】しまいます~!!!」
回復した少女は俺を見て、また攻撃しようとしたが…… 急にもがき出して、喘いでいる。
うん? 光ってる……
喘ぐ少女の腹が光ってる!? 不思議な模様だな? 光って服が透けてるのか…… アレが【聖痕】か?
喘ぎ苦しむ少女が、恐れた顔で…… 自称神を見てる。
「彼を護るのが、君の仕事だよ。元は君が蒔いた種…… しっかり仕事してね。彼に何かしたら、【堕ちる】からね」
「は、はい…… 解りました……」
少女は…… 自称神に返事をしながら、不服そうに此方を睨む!
ああ…… キャラを作り直したい!!!
誤字脱字報告と文章とストーリーの評価して貰えると、助かります。




