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終焉をもたらす破滅の剣

いやぁ、久しぶりにパソコンで作業すると疲れますね。

また、作業になれるように頑張っていきます!

それでは本編をどうぞ!

「見つけた、あの決闘者にはこのプログラムをセットしていないはず……」


 岩の上から克也を見ている一人のガスマスクをした女性、克也が立ち上がると同時に克也に近づく。


 克也に気付かないうちにその女性はスプレーのような物を取り出し、克也に噴射した。


「なっ!? う、うう……」


 スプレーの中身、睡眠薬の混じった煙を吸い込んだ克也は数十秒後には眠ってしまう。


「今のうちに、このプログラムをセットしてと……うん、あとは去りましょう」


 正体のわからない女性は克也のデュエルギアにプログラム入りのデバイスをさし込み、その場を去っていく。


『プログラムをインストールしました。プログラム名、アルバート・エドワー。アドベントに煌黒の鉄拳を追加、進化プログラムのロックを解除します』


 正体のわからない女性が挿したデバイスのデータを読み込んだデュエルギアは青く点滅、そして……


『アップデート完了。洗脳プログラム、コントロールプログラムを削除しました』


 デュエルギアの点滅は止まり、スリープモードに切り替えられた。




 克也が正体のわからない女性に眠らされている時、アジルス・ジョーグは……


「お前、俺に何の用だ? デュエルなら受けて立つぞ」


 克也を眠らせた女性と対峙している。


「ええ、あなたにデュエルを申し込むつもりよ……そっちのピースはいくつ?」


「三つだ。お前はこのデュエルにいくつ賭けるんだ?」


「今の私が持ってるピースは二つ、ここはお互いに一つずつ賭けない?」


「わかった……さあ、デュエルだ」


 向かい合う両者はデュエルギアのスイッチを押し、その姿を変える。


 アジルスは迷彩柄の装甲に、衝撃を強めて打撃の威力を上げる”ストロック”と呼ばれる重量級兵器を装備している。

 

 これがアジルスのデュエリストコード=ソルジャーのスーツだ。


 そして、正体のわからない女性は鎧を着た姿になっている。


 左手に盾を右手に剣を持つ姿はまるで騎士そのものだ。


「先手は打たせてもらうわ」


 ストロックを右手に装備させ、攻撃に備えるアジルス。


「単純な攻撃など俺には通さないぞ!」


 アジルスが騎士の剣による攻撃をストロックで防ぐ直前、相手の姿は消えていた。


 いつの間にか、アジルスの後ろには騎士が立っている。


「ッ!? いつの間に!? ……お前、何者だ?」


 アジルスにはわかっていた。目の前の騎士の姿をした女性が普通ではないと。


「私のデュエリストコードはパラディン、高位の騎士を示す言葉よ」


 右手の剣を前に突き出してアジルスのもとへ駆け抜けていくパラディン。


 それに対抗するようにアジルスも右手のストロックを前に突進をかけるように向かっていく。


 両者の武器はぶつかり合い、凄まじい衝撃と突風を生む。


 激突の衝撃で両者は後ろに後退り。


 次の一手を先に打ったのはアジルス。だが、右手の一撃はパラディンの盾に防がれる。


 攻撃を防ぎ切ったパラディンはアジルスの装甲を剣で斬り刻み、装甲にダメージを与える。


 その場をしのぎ切るために、アジルスはストロックの引き金を引く。


 先端から形状が変化していき、先端には金槌の形をした物が現れ、何かを撃ちだす。


 目に見える波のようなものが宙になびき、波のようなものに触れたパラディンは後方へ吹き飛んだ。


 これはストロックに内蔵された衝撃波発生装置だ。


 だが、パラディンに効果はいま一つ。すぐに体制を整えられてしまう。


「(素早い……、装甲とストロックが無ければ負けていた)」


「(油断していたわ、ソルジャーの第一形態と侮っていたようね……それなら)」


 パラディンは自身のデュエルギアのダイヤルを回し、アドベントを選択して発動させた。


「アドベント発動、”終焉をもたらす破滅のつるぎ”」


 ”終焉をもたらす破滅の剣”を発動させた時、パラディンの持っていた剣と盾は重なり合い一つの存在と化す。


 パラディンの右手には、禍々しくありながらも少しの神々しさを感じる異様な剣がある。


 これがアドベント――”終焉をもたらす破滅の剣”の効果だ。


「何かがおかしい、あの剣は異様とかそんな問題ではないほどだ……」


「さてと、これで終わりにしましょう……あなたの負けでね」


 右手に構えた剣を地面に突き刺し、両手で押さえながら掛け声とともに力を込める。


 突き刺された剣はパラディンの足元に不吉な光を収束させた。


 パラディンは不吉な色の光を纏った剣を両手で抜き、アジルスのもとへ駆け抜ける。


「冗談じゃないッ! 防がなければ!」


 ストロックを盾にして攻撃に備えるアジルス、そしてパラディンはアジルスに斬りかかったその時……


「このデュエルを無効とする。アドベント、”裁きの障壁”!」


 アジルスとパラディンの間には、反衝撃バリアが張られていた。


 それに激突したパラディンの攻撃は無力化され、パラディンは後方へ跳んで距離をとる。


「あなたは何者? ……と言っても意味が無いわね」


 突如として現れたメイスと呼ばれる武器を持ち、法服の様なスーツに身を包む男。


「よく知っているではないか、パラディン……いや、”不正な決闘者クリミナス”」


「あなた達には呼ばれたくはない。それよりもデュエルは中断にさせてもらうわ……じゃあねぇ!」


「誰が逃げるのを許すと思うか? 貴様は我が”ジャッジマン”の力に裁かれるのだ。そこのソルジャーとやら、下がっていろ……これより、デュエルで愚かなクリミナスに裁きを与えよう」


 アジルスは自分のデュエリストコードであるソルジャーへのアクセスを中止させてスーツを着脱、ジャッジマンの指示通りにその場から離れる。


 そして、パラディンとジャッジマンのデュエルが始まる。

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