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逆転無罪

検事 汀のやったことは事実無根の何物でもなかった

そう。何一つ、被告人がやったという証拠がないのだから

だが、弁護士の亮廣は汀の次なる一手がわからない

汀、お前は次、どの手で来る?

お前は俺の手の内を何でも知ってるんだろ?

「検察側は証拠があります。被告人の指紋の付いたナイフのさやです。」

裁判長、被告人を取り調べた警察官の証人としての出廷を

申請します

証人は捜査一課のベテラン刑事だ

「池田刑事、検察側の証拠に見覚えは?」

池田と呼ばれた刑事は皆無だね。と答えた

俺は被告人のあの人を知らないのだから

被告人を知らない?

焦っているのは汀検事である

しかし、被告人として裁判を受けている彼の無罪確定でもあった

では、もう一つ。

犯人は池田さんの取り調べ時に何か言ってましたか?

言ってたね。ある人に頼まれたと。

ありがとうございました。

以上の点から弁護側はこの事件の犯人グループの指南役を

汀検事と結論付けました

被告人とされていた男性には無罪が言い渡された

逮捕され、犯罪者となった汀。

弁護士 亮廣の返り討ちにあったのだ

閉廷後、彼は亮廣に頭を下げていた



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