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華澄と良太

「越川先生、お疲れ様ですね。」

有紀の後輩で達之の妹 華澄は弁護士。

彼女に好意を寄せる弁護士と二人で飲んでいる

「山中先生…。」

まさか警視庁の越川警部の妹さんだったなんて。

どうして兄のことを?

黒のスーツの弁護士は山中良太、紺のパンツスーツの弁護士 華澄とは

同期である

「実は警部から先生のうわさは聞いてたんです。」

照れて良太の顔を見れない華澄

良太は華澄のグラスにお酒を注いでいる

「眼鏡の越川先生もいいけど、裸眼の先生の顔も見たい。」

生まれつき目が悪い華澄には強烈な一言だった

良太自身、眼鏡が日々の相棒だ

「山中先生、好きな人って…。」

越川先生以外いません。彼は即答した

こうして二人は友達から付き合うことになった


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