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クロニクル・ファンタジア  作者: clover
第2章 王都への旅編
18/19

ロダ街道

 今、私達がいる「ロダ大陸」には大陸を南北に横断する街道が存在する。

 大陸東部のほとんどはロスカの森という大森林になっているため大陸西部に多くの村がある。

 街道は森になっていない部分のほど中央を横断する形になっている。

 そして、殆どの村や街などは、この街道沿いか脇道沿いに存在している。

 リーシア村はロダ大陸の南端に存在し、街道の南側の終端でもある。

 街道は王都を経由し港町まで続いている。

 今回の旅では各地の村や街を回りつつ、街道沿いに進んで王都を目指すことになる。


 なぜ王都が目的地になるのか?

 ディルムートの知り合いが王都にいるらしい。

 自由に行動できるようにするために、が1番だそうだ。

 王家と交渉することもあるらしいので王都に行く必要があるとのことだ。


 街道自体は本来は魔物は少ない。

 そう、本来は魔物がほとんど出現しない。

 安全に旅ができるように結界や術がかけられているからだ。


「ねぇ、クロウェル。あなたが過去にこの街道を使った時、こんなに魔物がいた?」


「いなかったよ。何が起きてるんだろうね。」


 現実逃避してもいいかな?

 何故、下級とはいえ魔物が多くいるのでしょうか。

 結界が欠損した?上級の魔物が無理やり送り込んだ?

 どちらにせよ異常事態が起きていることに変わりはない。

 何故、ディルムートが連れまわしたくなったのか、なんとなくわかったような気がする。

 こんな状況で死なせたくない人物と別行動するのは嫌だ。


「魔族がおるようじゃの。近くにはおらんようだが街道に入っているはずだ。

 どこかで会う羽目になるやもしれぬ。警戒はしておけ。」


 …………街道内に魔族がいるのか!?

 キメラの群れの襲撃を考えると間違いではないんだろうけど。

 いつか会うかもしれないって、やばいだろ、それ。

 私もクロウェルも魔族とやりあえるかわからないんだぞ!?

 案外近くに命の危機がある気がするのはなんでだ。


「わ、わかった。」「魔物も多いし、どちらにせよ警戒は必要だよね。」


 魔力やら才能やらで言えば高レベルになれるとしても経験不足なら意味がない。

 私はこれにあたる。

 実力があってもうまく発揮できなければ意味がない。

 クロウェルがこれにあたる。

 実力者はディルムートだけだ。

 ただこいつは規格外な気もするから一人だけだというのに安心感がハンパない。


 そのディルムートが警戒しろというのだから魔族は怖い。

 むしろ私とクロウェルだから警戒しなければいけないだけかもしれないが。

 ディルムートなら何とかできそうな気がするのはなんでなんだろうな。

第2章スタートです。王都を目指して旅をしていくことになります。

旅をするという描写があまりできていない気がします。

低筆になりそうですが頑張って書き進めていきます!

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