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異文化理解したいのに、なぜか全員が多様性の地雷を踏み抜き、私の胃だけが死んでいく件  作者: めるのすけ
第五章:隣国という多様性

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第二十七話:ネットミーム

男性社員:

こーんぎょ、こんぎょー、こんぎょ がっぷろー♪


女性社員:

あの、さっきから何ですかその歌。


男性社員:

ああこれ?YouTubeのショートで流れてきてさ、妙に頭に残るんだよね。

なんかテンポ良くない?


韓国さん:

……どうして、それを職場で口ずさむんですか?


男性社員:

え? いや、別に深い意味はないです。なんかノリが良かったから?


韓国さん:

(盛大な舌打ち)……もういいです。あなたが悪いわけじゃない。

"知らなかった"というのは理解しました。


男性社員:

……は、はい?


韓国さん:

ですが──二度と、私の前では歌わないでください。お願いします。


男性社員:

……す、すみません。


MtF:

(小声)男性社員ちゃん、今日は本当に席に戻りなさい。ほんとに。


私:

ま、また何かあったの?

ああもう、どうしろと(´・ω・`)




・공격전이다(攻撃戦だ)

北朝鮮が、国威発揚のために発表した軍歌。サビの部分の音が、日本人には

「こーんぎょ、こんぎょー、こんぎょ がっぷろー」と聞こえる。妙に耳に残るテンポゆえか、一部界隈ではネットミームとして扱われているものの、その由来を考えれば極めてセンシティブであることは想像に難くないだろう。


韓国の方にとっては歴史問題や教育による忌避感、国防に関わる緊張、あるいは家族や親族の歴史的背景にまで踏み込みかねない案件であり、冗談でネタにして良い話ではないのである。

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