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隣に住む同級生が実は推しのVtuberだった件。  作者: Morning
第1章 2人の独特な距離感

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第51話  まさかのメンツで遊びに行こう! 後編

更新遅くなりすみません。書いているtxtデータがあるUSBが故障しました。あとちょっとで完成だったのに…!

今回めちゃめちゃ長いです。いつもの倍くらいの文字数あります。


 まさかの4人でプールへやってきた。

 なぜなのかは全く理解できないのだが、時哉たちは『ダブルデート』とかほざいてやがる。そんな関係じゃないんだが…。


「やっぱプールは涼しいな!」


「そうですね。このようなプールに来るのは初めてなのですが、楽しいです」


「楽しめてるならよかったぁ」


 これは俺必要だったのだろうか。ド陰キャの俺はこの会話には混じれない。そんなことを考えていると、朱里に人気のないところに引っ張られた。


「ねぇ知ってる?」


「何をだ?」


「葵ちゃんがプールOKした理由」


「知らん。お前と遊びたかったとかじゃないのか」


「それもあるかもしれないけど違うよー。翔が来るからだよー」


「は?そんなバナナなことあるわけないだろ」


「それがあるんだよなー。じゃなかったらあんな水着絶対着るタイプじゃないしね」


 それは薄々思っていた。彼女にしてはかなり派手というか、露出が多いというか。まあ、とりあえず所謂ビキニというやつを着ている。おかげで見た瞬間卒倒しそうになったほどだ。初手、救急車呼ばれるのはさすがにあれだったので、何とか致命傷で耐えたのだが。


 さて、俺が来るから参加するというのは一体どういうことなのだろうか。考えても全く分からない。じゃあ、本人に尋ねてみるかとなるのだが、残念。俺にはそんな度胸は持ち合わせていない。朱里に聞いてみるか。


「なあ、朱里。さっきの話をなんで俺にしようと思ったんだ?」


「だって、好きでしょ?葵ちゃんのこと。」


 バレているだと…⁉完璧に隠せていると思っていたのに…‼


「だって、翔って滅茶苦茶わかりやすいんだもん」


「それって葵にばれてると思うか?」


「ほぼ確でばれてるね」


 まじかよ。


「でもあの葵ちゃんが離れないっていうことはそういうことなんじゃない?」


「どういうことだ?」


「さあね」


 戻ってしばらくすると、葵に話しかけられた。


「朱里さんと何をはなしていたのですか?」


「世間話だよ」


「そうですか」


「あまり納得のいっていない顔をしているな」


「なんでそういうとこは鋭いのに肝心なとこは鈍感なんですか」


 残念ながら俺の耳には声が小さすぎて届かない。


「なんか言ったか?」


「いいえ、なんでも」


「そうか」


 聞いて答えてくれないのなら仕方ない。俺は考えるのを放棄した。


 時間が経つのは早いもので、夕方になった。


「そろそろ帰るか」


「賛成」


「にしても楽しかった」


「それはよかった。誘った甲斐があったというものよ」


「それは感謝するが、もうちょっと早めにいうことを覚えるべきだと思うぞ」


「それはすまんて」


 まあ、口で言いつつそこまでは怒っていない。なぜなら、予定がないためである。自分で言ってて悲しくなってきた。


 私服に着替え、自宅へ向けて帰る。


「じゃあ私たちこっちだからじゃあねー」


「じゃあなー」


 手を振り、見送る。


 同じマンションなので、当然俺と葵は同じ方向だ。要するに2人だ。朱里から聞いた話のせいで少し意識してしまう。正直に言おう。葵が俺を好きかもしれないとは気づいている。しかし、勘違いだったときが怖いのだ。


「楽しかったですね」


「そうだな」


 何気ない会話でも、会話がなくても落ち着く相手。素晴らしいものである。向こうもなのかはわからないが。

 今日でほぼ確信に変わった。もう少し。もう少ししたらしてもいいのかもしれない。

お読みいただきありがとうございました。

本来、朱里と翔の会話を入れるつもりはなかったのですが、文字数が300字のところで手が止まりました。よし!ってな感じでほぼ思い付きというわけです。

そんなことがあり、かなり重要な話になってしまったため、通常話に戻しています。ちなみに前回の閑話も通常話に戻しています。

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