第41話 風邪
今週1本目です。
今日も今日とて可愛い隣人が夕食を作ってくれるわけだが、今日はなぜだか顔が火照ってる気がする。気のせいだろうか。
「熱あるんじゃないか」
「いいえ、ありません」
「顔火照ってるぞ」
「気のせいです」
「じゃあ、体温測って証明しようか」
「……わかりました」
そう言うと、彼女はおとなしく俺の部屋に入っていった。
数分後、熱を測り終えた葵が部屋から出てきた。
「37.5℃でした。微熱です」
「ほー。俺には38.9℃に見えるんだが?」
目をそらされた。こいつ、確信犯だ。
「では、家で休みますので」
「ちゃんと休めよ。お大事に」
「はい」
玄関から出ようとした葵だったが、思ったよりも熱でやられてしまっていたのだろう。倒れそうになってしまった。
「ダメそうだな」
「いいえ、大丈夫です!」
「大丈夫なわけねえだろ」
「大丈夫です」
「とりあえず、俺の部屋で寝るか、お前の家で寝るかどっちがいい」
「私の家で」
「俺が看病するぞ」
「……いいのですか?」
「いつも世話かけてるし、別にこのくらいなら全然構わん」
「……そうですか…」
「ああ」
「さすがに部屋は恥ずかしいので、翔くんの部屋でお願いします」
「わかった」
本来、今日この後配信を予定していたのだが、twotterで配信の中止が通達された。
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