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隣に住む同級生が実は推しのVtuberだった件。  作者: Morning
第1章 2人の独特な距離感

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第39話  好意の自覚と意識

今週2本目です。

最初のころは、ごはんを作ってもらいそれに対し、対価を支払う。この関係でいいと思っていた。しかし、いつしか葵のことを知りたいと思うようになった。

実際に考えてみると、かなり理想的な女の子であることはわかる。なぜなら、家事は完璧、外面はよく、欠点らしい欠点はない。言葉はやや直球的ではあるが、それも俺を心配したものであるし、いいやつなのだ。

また、信用できると判断し、合鍵を渡している。傍から見れば、友人で済む距離ではないのだろう。


今日の夜にも、葵はやってくる。意識をしないようにすると余計に意識してしまい、とても辛い。


「なんか緊張されているようですけど、何かありましたか?」


葵が僅かな緊張を察して心配してきた。さすがである。


「いや、なんでもない」


「なら、いいのですけど」


話さない意思を見せるとすぐに引いてくれる。素晴らしい。


だが、俺如きが好意を伝えたところで葵にとっては迷惑なだけだろう。むしろ、離れてしまうかもしれない。このような可能性がある以上迂闊に告白する訳に行かないのだ。

葵の作る夕飯は今の俺からなくなっては困る。今更だが、どうやら学園のマドンナの手料理の依存性はかなり高いらしい。


「今日はこの後友達と電話する約束をしていますので帰りますね」


俺は知っている。これが嘘だということを。配信の枠が立っているからだ。

結局、葵が帰るまで当たり障りのない会話しかできず、時間ばかりが過ぎていくように感じた。


お読みいただきありがとうございます。

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