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隣に住む同級生が実は推しのVtuberだった件。  作者: Morning
第1章 2人の独特な距離感

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第16話  時哉の来訪

今日は時哉が泊まるから夕食は無理だという旨をメッセージで送信した。


『了解しました。では、タッパで多めにおすそ分けしますね。』


『いや、大丈夫だぞ?申し訳ないし。』


『いえ、自己満足なので、ご心配なく。』


『じゃあ、ありがとう。楽しみにしとく』


どうやらおすそ分けをくれるらしい。やっぱ天使なんだろうか。


突然、玄関から電子音が鳴る。どうやら時哉が来たようだ。


「よっ。邪魔するよ。」


「おう。やっと来たか。」


「なっ…!?足の踏み場どころか部屋が片付いているだと…。何があったんだ…?天変地異か何かの前触れか?」


「失礼な。たまには片付いている。」


「いや、いつも片付けろよ。」


正論である。ぐうの音も出ない。


「さて、ゲームでもしますかな。スマシスでもしようぜ。」


大乱闘スマッシュシスターズ、人気キャラ同士を戦わせるゲームだ。


「よし、ボッコボコのギッタンギッタンにしてくれる。」


「ジャイアンかよ。」


ゲームが始まる。ちなみに、腕は互角だ。

負けた。悔しい。


「おうおう。さっきまでの威勢はどうした?」


めちゃめちゃ煽ってくる。俺が勝ったらそっくりそのままその言葉を贈呈してやろう。

ゲームをもう一度始めようとしたその時、再び玄関から電子音が鳴った。


「ちょっと出てくる。」


「了解。」


「そのまま進めるなよ。」


「そんなことは…しない…ぞ…?」


「信用できんな。」


玄関を開けると自分よりやや下の位置に亜麻色の髪が揺れていた。


「お裾分けです。どうぞ。」


「ああ、ありがとう。いつも本当に助かってるよ。」


「それならよかったです。では、また明日。」


もっと話していたかったが、ここで戻ることにする。

戻るとやはり時哉が反則していた。


「おう、戻ってきたか。いない間に再開してやっつけてやったぞ。お前を。」


「そうか、今日は暖房と布団なしな。」


「すいませんでしたぁ!てか、何だった?」


「切り替えが早いな…。お隣さんからのお裾分け。結構たくさん。」


「ちょっと見せて。」


「うわぁ、美味そう。さっそく食おうぜ。」


今日の献立

 ・パックごはん

 ・インスタントコンソメスープ

 ・ハンバーグ(葵作)

 ・お野菜(タッパに入っていたもの)


健康志向の葵らしい。野菜たっぷりだ。


「何これ!うますぎだろっ‼」


「だよな。たまにおすそ分けで食べるけどうますぎるもん。」


ほぼ毎日作ってもらっていることはここだけの話である。絶対こいつ学校で言いふらすからな。


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