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プロローグ1

関わることは、多分ナイ。そう思ってた

「あ、雨が降る。」

空を見上げると少し薄暗くはなっているものの当分雨等降りそうにない快晴だ。

けれど何故か、そう呟いていた。

息を吸うと、 アスファルトの濡れたような匂いと まだ春だと云うのに梅雨の様に湿った空気が一気に体に染み渡る。今日は快晴との予報だったのでもちろん傘なんて持ってきていない。

「今日も喋れなかったな。」

擦れ合う沢山のキーホルダーと コンクリートを踏みしめるローファーの音に掻き消され 私の独り言は誰にも届かずに消えていった。早く家に帰って休みたい、そう思い足を早めるが ふと後ろを振り返る。

まだ慣れない校舎、教室、校庭を並んで歩く数人の生徒たち。まだ数日しか見ていない【日常】が夕焼けの下に 今日も広がっている。 私達の教室は大きな桜の木に隠されてこの位置では見えなかった。

特に理由もなくしばらく桜を眺めていると、教室の窓が開いていることに気付いた。ピンク色が桜と同化していて気が付かなかったが、カーテンが確かに風になびいている。

枝の間から夕焼けの光が差し込むその教室、そこに キミは居た。


初投稿ですぅぅ。⬆️よろしくお願いしますぅぅぅぅ⬆️

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