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9幕目 特殊な血
雨宮「…なんで大夢を見てるのかなぁ…まさか…ショタ…」
モライオ「ショタ好きでは…ないがな…」
雨宮「あ、動揺した?動揺したよね」
モライオ「それはそれより…あの子、なにか変な気がする」
雨宮「うちの子が?」
モライオ「……え?ちょっとまって?それって…?」
雨宮「そうだよ???」
モライオ「すまない…へんな気とか言って…でもそんな気がするんだ…」
雨宮「どういうこと?」
モライオ「何か…悪魔の血も混じってるし…ごっちゃごちゃになってる…」
雨宮「…そう?私から見ても何もないけど」
モライオ「だろうな…なにか雨宮とオーラが違うし…誰だこんなことしたのは…」
雨宮「で?こっちに連れてこさせる?」
モライオ「ああ、頼む」
そして、大夢をこっちに呼び寄せた。
大夢「?」
モライオ「すこしむこうむいといてねー」
そして、モライオは大夢の腕に少し穴をあけて血液を採取した。
雨宮「ちょっと、なにやってるの!?」
モライオ「すこし血を見るだけ」
雨宮「なんでよ…」
モライオ「…この血…珍しいな…」
雨宮「なんでよ…」