51幕目 帰還
雨宮「さて…かえるか…」
惡喰「なんだよ…夜になるってのに…追いかけてくるって…」
雨宮「別にいいでしょ」
すると…
惡喰「雨宮!遮蔽物に!」
その言葉の意味が分かった、そう、襲撃だ。
雨宮「武器なんか持ってきてないけど!?」
惡喰「…よりによって機械兵団か…お遊びは…」
????「ここまでです」
その声は何か聞きなれたかのようだった、それに…なにか懐かしい声だった。
雨宮「…誰なんだ…?」
????「忘れたなんて…言わせませんよ」
それは、アナスタシアと傍らにミーがいた。
アナスタシア「お久しぶりですね…雨宮さん…そちらの方は…?」
雨宮「ああ、こいつはすこし利害の一致で一緒にいるやつだ」
惡喰「こいつは…」
雨宮「ああ、惡喰、少し黙れ」
アナスタシアは自慢げに機械兵団を殲滅していった。
アナスタシア「殲滅コマンド…開始」
ミー「敵機およそ15、手持無沙汰にゃー」
アナスタシア「でも、久しぶりにあった人がいますし…」
ミー「…はいはい、がんばれー」
そして。
アナスタシア「片付きました、さぁ、次は?」
雨宮「ありがと…でも…なんでここに?」
アナスタシア「ああ、そのことですか…?それは…旅の途中で時間を巻き戻せるようになりましたー」
雨宮「わー」
惡喰「…!」
アナスタシア「さて…帰りますか…おうちに…」
 




