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294幕目 続く道
雨宮「…で?こっからどうするのよ」
ナタリー「…歩く」
雨宮「…ここをか?」
ナタリー「当然だ」
そのまま歩くこと2分。
雨宮「…既視感が…」
ナタリー「これ、置いた飴」
雨宮「本当だ…」
ナタリー「いる?」
雨宮「ああ、もらっておくよ…」
飴の味は…リンゴだった。
雨宮「…もう一回歩くか…」
次に置いて行ったのは、私は常に身に着けているペンダント。
雨宮「…」
ナタリー「あのペンダント…」
雨宮「ああ、聞かないで…」
ナタリー「ああ、わかったよ…」
そして2分歩いた。
雨宮「…ペンダントがあった…ということは…」




