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291幕目 クローゼット
雨宮「どこか隠れる場所は…」
見渡した限り、通路と部屋のドアしか見当たらなかった。
雨宮「…部屋に隠れる場所無いかな…」
一つの部屋に入って、隠れる場所を探した。
雨宮「段ボール…ばれるからな…」
私は部屋着の入ったクローゼットに入った、かび臭い。
雨宮(どれだけ選択してないのか…)
部屋に入ってきたが、気づく素振りはなかった。
雨宮「…ふぅ……しかしあいつ…なんだ…」
一階は探索し終えたし…二階かな…
雨宮「…案外広いのね…」
それにしても、はぐれたし…もう…どこにいるのやら…
雨宮「…おーい」
声を出したが、誰も出てこなかった。




