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276幕目 手加減
雨宮「ここ」
篠原「何もないようだが…?」
すると、草むらからがさっと音が聞こえてきた。
雨宮「…隠れてないで出てこいって…それと…羽でバレバレなのよ」
ヴェロニク「ばれたかー」
ナタリー「…その方は…」
雨宮「…関係は訳ありなんだけどな…」
篠原「…一度手合わせをお願いしたい」
ヴェロニク「いいけど?」
あ、これすぐ卒倒するやつだ。
ヴェロニク「先こいよー」
篠原「…ここだ」
ヴェロニク「あらよっと…一応、手は抜かないけどぬえぇぇ………………(笑)」
雨宮(完全に舐め腐ってやがる…)
ただし、卒倒しなかった。
雨宮「…あれ…卒倒…するはず…」
ヴェロニク「あー、それ今は無効化してるんだわ」
雨宮「無効化にできるんだ…」
 




