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269幕目 痕跡をたどる
私たちはバカどもを探しに、町の奥深くへと足を踏み入れるのであった。
雨宮「…帰ってからすぐここに来たけど…ここはあんまり影いないのね…」
ナタリー「それもそうね…」
そうこうしてるうちに、とある家にたどり着いた。
雨宮「…今は法とかうんぬんかんぬん無視されるでしょ…」
ナタリー「そうだねー」
ドアをけ破った。
雨宮「…まぁ、そうだけども…」
中から人の気配は感じ取れなかった。
雨宮「…いないのかな…」
中は少し薄汚れていて、それ以外には気にかからなかった。
雨宮「…いないか…」
ナタリー「向こうの鍵になにかの痕跡あるけど…」
雨宮「…これ、なんだろうね」
ナタリー「どっこいしょ…」
またけ破ってるし…




